生きる力学べる港町 中川めぐみ ウオー代表取締役 連載「グリーン&ブルー」
「食を通して『生きる力』を学ぶ交流学習」。福井県小浜市の阿納(あの)という総人口が100人にも満たない地域が掲げるコンセプトだ。(画像:ブルーパーク阿納のホームページより) 阿納は若狭湾に面した港町だが、少子高齢化で漁業者の数が激減し、漁獲量も30年間で半分以下となっている。近年では真鯛養殖などに...
飲み会対策教えます 安武郁子 食育実践ジャーナリスト 連載「口福の源」
年末年始は飲み会やパーティーが増える季節ですね。楽しい時間を過ごす一方で、歯やお口の健康がおろそかになる時期でもあります。(画像:ⓒプラネットGhoix食育コンテンツ) 今回は、飲み会での飲み物やおつまみの選び方と、その後のケア次第で、虫歯や歯周病のリスクを減らす、簡単にできる良食実践のコツをお伝...
ふるさと納税の功罪 沼尾波子 東洋大学教授 連載「よんななエコノミー」
年末を迎え、ふるさと納税の返礼品をめぐる「商戦」が活発化している。ふるさと納税のウェブサイトには「まだ間に合う」「お急ぎください」といった案内とともに、高級牛肉や海鮮などの写真が並び、カタログショッピングのような様相を呈している。 ふるさと納税は、個人が自治体に寄付することで所得税や住民税の手厚い...
米ナスに懸ける20年間の生産者の努力 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載...
あるレシピ検索サイトで、検索用語の首位が「簡単」から「ナス」に変わったというニュースを目にした。時短で調理できる手軽さが受けるのだろう。近年は色や形など新種も増えたナス。中でも、天ぷらやみそ田楽にするとトロッとして絶品の米(べい)ナスは存在感がある。ところが、外食市場の低迷のあおりを食らい、その需...
急がれる治療薬開発 「国民病」の認知症 高額薬価が課題 楢原多計志 福祉ジャー...
厚生労働省の推計によると、2060年には高齢者の約3人に1人が認知症か、その前段階の軽度認知障害(MCI)になるという。政府は予防と認知症の人との共生を国民に促しているが、現時点で、認知症の進行を抑える承認済みの治療薬は日本国内で2品だけ。いずれもМCIと軽度の人に限られ、中重度の治療薬はまだ開発...
島はミステリーの宝庫! 連載「旅作家 小林希の島日和」
11月に、「島の宝観光連盟」のイベントが開催された。当連盟は、佐渡島(新潟県)、隠岐諸島(島根県)、壱岐島(長崎県)、天草諸島(熊本県)、五島列島(長崎県)の観光協会や観光地域づくり法人などが加盟する組織で、「島が日本をリードする」を合言葉に、島々の魅力を一緒に発信している。私も島旅アンバサダーと...