風評払拭のけん引役に「福、笑い」 山田昌邦 共同通信福島支局長
農作業の様子を描いた藍色の手書きイラストのパッケージが印象的だ。福島県が14年かけて開発した高級ブランド米「福、笑い」が昨秋、県内と首都圏で先行発売された。食味アンケートの結果も上々で、今春から本格的な作付けが始まる。秋にはより多くの食卓に上りそうだ。(写真:「福、笑い」のパッケージ) 福島県農業...
神の島の美味なる小魚 小島愛之助 日本離島センター専務理事
滋賀県にあるわが国最大の面積と貯水量を誇る湖、琵琶湖。ここにある有人離島が約1.5㌔の沖合に浮かぶ島、沖島である。 面積約1.5平方㌔㍍の島の南西部にある集落に約250人の住民が居住している、日本で唯一湖にある人が暮らす島である。主な産業は漁業であり、琵琶湖全体の漁獲水揚げ量の半分を担っている。 ...
「東北そだち」の納豆
太子食品工業(青森県三戸町)は、東北産の大豆を使用するなど東北の素材にこだわった納豆「東北そだち 三陸産昆布粉入りたれ」2種(国産中粒納豆・国産ひきわり納豆)を東北各県で売り出した。価格は各種150円(税別)。 今年が東日本大震災の発生から10年を迎えることで、東北の素材を使って東北の工場で作り、...
土とともに生きる 連載「Yaeのオーガニックライフ」
千葉県鴨川市の棚田在住の半農半歌手・Yaeさんが、ORGANIC(オーガニック)な日々をつづります。 Yaeさんは父親・藤本敏夫さんが残した鴨川自然王国を受け継いでいます。王国の棚田は無農薬で有機栽培。水も雨水のみです。循環型社会の小さなモデルがそこにはあります。 その王国に都会から、敏夫さんが提...
沖縄・玉城小5年の吉川さんが最高賞 作文コンクール「弁当の日おいしい記憶のエピ...
全国の小中学生が学校で取り組む「弁当の日」や料理体験をテーマにした作文コンクール「弁当の日おいしい記憶のエピソード」(共同通信社主催)は、2020年度の最優秀賞「弁当の日賞」に、沖縄県南城市立玉城小5年の吉川結尋さん(11)を選んだ。(写真:吉川さんが作文に添えた写真) 20年度は2951点の作文...
地中海式食事で「レジリエンス」を ストレスはね返す料理を作ろう
現代社会でストレスを感じない人は、まずいないだろう。職場やプライベートの人間関係、仕事の重圧、睡眠不足ー。さらに新型コロナウイルスの感染拡大により、失業や倒産の不安、テレワークが原因の運動不足、外出自粛でストレス解消手段の減少などが追い打ちをかける。 これらのストレスに負けない心の「レジリエンス」...