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4割強が「家族そろっての食事増えた」  農林中金が母親調査

2021.06.28

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4割強が「家族そろっての食事増えた」  農林中金が母親調査の写真

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛が求められている中、家族そろっての食事の機会が増えた家庭の割合が4割強だったことが、農林中央金庫(東京都千代田区)の母親400人を対象にした調査で分かった。

 家族の調理への参加が増えた家庭も3割を超え、コロナ禍は家庭の食生活に一定の変化を起こしているようだ。

 調査は、首都圏居住の母親400人(30~59歳)を対象に今年3月18~28日にかけて実施。それによると、「家族全員での食事が増えた」家庭は43.5%、「家族の調理への参加が増えた」家庭は31.5%に上った。

 農林中央金庫は2004年から、各世代を対象に食に関する調査を一定の間隔を設けて継続的に実施している。今回の調査ではコロナ禍の食事の変化や食の社会的課題に関する質問を新たに設けた。

(KyodoWeekly・政経週報 2021年6月14日号掲載)

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