地域住民の「共感」と「参加」 沼尾波子 東洋大学教授 連載「よんななエコノミ...
各地でバスや鉄道など公共交通の存続が課題となっている。運転手の確保に加えて、燃料費の高騰、利用者の減少が経営を難しくしている。 こうした公共交通の経営難は人口減少が進む地方圏に限った話ではない。東京都交通局によれば、2022年度の都バス127路線のうち、黒字は28路線(22%)であり、99路線(7...
しなやかな連携で被災者を支援 沼尾波子 東洋大学教授 連載「よんななエコノミ...
2024年元日は能登半島地震に始まった。半島という地形から、災害の起こり方も過去の大規模地震とは異なり、また支援に入ることが難しく、孤立する地域もある。 過酷な被災地の状況に、何か支援をしたい。自治体や日本赤十字社などが始めた義援金の募集には多くの寄付が集まっている。他方で、物資の寄付やボランティ...
山あいの暮らしを潤す小さなサンタたち 赤堀楠雄 材木ライター 連載「グリーン...
昨年12月23日に新潟県村上市北部の高根集落で、地元の子どもたちや若者がサンタクロースに扮(ふん)し、集落の全世帯160戸にプレゼントを届けるというイベントが開催された。「メリークリスマス!」の声とともに小さなサンタたちが玄関の扉を開けると、住人たちは満面の笑みで出迎え、「なんてかわいらしい」、「...
地方発の新たな応援スタイル #甲府にチカラを 藤波匠 日本総合研究所調査部上...
サッカーJリーグのヴァンフォーレ甲府が、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で熱戦を繰り広げています。甲府は、現在国内2部リーグであるJ2に甘んじていますが、昨シーズンの天皇杯優勝によって出場権を獲得し、浦和レッズ、川崎フロンターレ、横浜Fマリノスとともに、アジア各国のクラブチームとの戦いに挑んで...
分散備蓄を食料安保の柱に 震災の教訓生かそう アグリラボ編集長コラム
(写真はイメージ) 能登半島地震に続いて羽田空港で飛行機の衝突事故が起き、気の毒で残念な年明けとなった。連日の惨事を伝える報道の中でも、特に心が痛むのは食料不足だ。カップ麺しか食べられない子どもが「お母さんが作ったカレーライスを食べたい」と訴える。救援物資を運ぶ職員は「食べものはあるのに届けられな...
福祉施設発、魅惑の雑貨ショップ 沼尾波子 東洋大学教授 連載「よんななエコノ...
長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町には、若い世代が農協の倉庫跡地を爽やかにリノベーションした「ソリッソ・リッソ」というプラットフォームがある。カフェやショップのほか、近隣にはフレンチレストランもあり、にぎわいを生むスポットとなっている。 久々に現地を訪問すると、その隣の元コインランドリースペースがすて...