画像がつなぐ人と人 写真文化首都・東川町 沼尾波子 東洋大学教授
北海道東川町は北海道のほぼ中央に位置する、人口約8000人の町である。町の東部は山岳地帯で大規模な森林地域を形成し、日本最大の自然公園「大雪山国立公園」の区域の一部となっている。旭川市と隣接するこの町はいま、人口減少を食い止め、多くの若い世代を呼び込む。何が人を引きつけるのだろう。 東川町の地域振...
北日本新聞の公害病連載などに授賞 農業ジャーナリスト賞
(左から新潟放送の吉井一善テレビ制作部長、NHK山形放送局の加納可奈子ディレクター、北日本新聞社の宮田求編集委員、柳原一德氏) 農政ジャーナリストの会は6月6日、北日本新聞社の連載記事「神の川 永遠(とわ)にーイ病勝訴50年」など4作品に、第37回農業ジャーナリスト賞を授賞した。 「神の川 永遠にー...
もう一つの3・11 語り継ぐ農業用ダム湖の決壊 小池智則 共同通信福島支局長
福島県のほぼ中央部、須賀川市の山あいに慰霊碑がある。「悲劇を二度と繰り返さないよう後世に語り伝える」。ここは2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地。ただ、津波でも原発事故でもない。「内陸の大水害」の現場だ。 震災で須賀川市は震度6強の激震に見舞われた。中心部にある市役所庁舎は損壊が激し...
相手を説得するリーダーシップが必要 市町村長アンケートから提言 NIRA総研
公益財団法人NIRA総合研究開発機構(NIRA総研)がこのほど公表した研究報告書「人口減少社会に挑む市町村長の実像と求められるリーダーシップ」は、全国の市町村長は総じて関係者の説得に努力する勤勉なタイプが多いものの、その性格が実際の行政に生かされていないと分析した。報告書は「自分の考えを伝えて、相...
高専とクラフトビール開発 和歌山ブルワリー
クラフトビールを醸造する和歌山ブルワリー(和歌山市)は、和歌山県で勉学に励む若者の知識・技術向上を目的に、国立和歌山高専(御坊市)と協定を結び、桜の酵母を使ったクラフトビール商品を学生と一緒に開発するとこのほど発表した。 御坊市道成寺の入会桜や、クマノザクラから単離した酵母を使用する。この酵母の抽...
キャンパスで養蜂 千葉商科大、地元と協力
千葉商科大(千葉県市川市)は3月下旬、市川キャンパスで養蜂事業を始めた。(写真はイメージ) 花粉交配の役割を持つミツバチを迎えてキャンパス周辺の緑化や生態系維持のほか、蜂蜜の販売や地元菓子店・レストランと協力した蜂蜜使用の商品開発など、地元の活性化を目指しているという。 ハチの世話や蜂蜜の採集、商...