ウニの再生養殖、北三陸から世界へ 中川めぐみ ウオー代表取締役 連載「グリー...
世界規模で起こる異常事態の一つ、磯焼け(沿岸の藻類が著しく減少・消失した状態)をご存じですか? 藻類は魚の産卵場や、すまいとして重要な役割を担っており、磯焼けの進行は海の生態系が著しく崩れることにつながります。 原因としては温暖化など自然環境の変化も挙げられますが、注目されているのが実はウニ。ウニ...
福島県富岡町の藍染 「おだがいさま工房」 沼尾波子 東洋大学教授 連載「よん...
福島県富岡町は、見事な桜並木で知られる。だが、この2キロ以上も続く桜のトンネルを有する「夜の森地区」は、2011年の東日本大震災・東京電力福島第1原発事故以降、立ち入りや居住が制限されてきた経緯がある。 今年4月、特定復興再生拠点区域の避難指示解除によって、夜の森地区の居住制限も解かれ、帰還可能と...
世界へ羽ばたく壱岐焼酎 島の穀倉地 重家酒造 連載「農大酵母の酒蔵を訪ねて」第1...
7月18日7時25分羽田発のANA241便で福岡空港へ飛ぶ。空港からタクシーで博多港へ向かい、10時半博多港発のジェットフォイル113便で壱岐・芦辺港に向かった。今回、訪れる重家(おもや)酒造は長崎県・壱岐島にある。「古事記」の冒頭の国生みの話で「次に壱岐島を生みき」と書かれているから、上代(飛鳥...
日本人、全都道府県で減少 週間ニュースダイジェスト(7月23日~7月29日)
▼鳥インフル、発生備え提言 農水省(7月25日) 農林水産省は鳥インフルエンザの発生に備え、専門家による対策の提言を公表した。今年も渡り鳥によりウイルスが国内に持ち込まれることが懸念されるとして、消毒などの衛生対策や野鳥・野生動物の侵入防止の徹底を求めることが柱。 ▼日本人、全都道府県で減少 調査...
酪農危機、消費者ができることは 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載「グリ...
酪農が危機に立たされている。需要減少と生産コスト高騰という不運が重なった。まず、コロナ禍で業務向けの生乳の需要が減った。牛乳や乳製品は家庭や学校で消費されるイメージが強いが、商業・観光施設など業務需要も少なくない。これらがコロナ禍で需要を減らした。一方、多くを輸入に頼る飼料代がウクライナ紛争や円安...
2040年に国内生産が危機 「113万㏊の耕地死守」と提言 三菱総研
(2050年までの主食穀物需要・国内生産・ギャップの成り行き推計、単位:万トン=各種統計から三菱総合研究所作成) 株式会社三菱総合研究所は、提言「食料安全保障の長期ビジョン 2050年の主食をどう確保するか」を公表した。その中で、主食穀物(米・小麦)の食料安全保障上のリスクについて「短期的には大きく...