自然の恵み、育み続けなければ絶える 赤堀楠雄 材木ライター 連載「グリーン&...
猛暑の影響か、この秋はキノコの不作が各地から伝えられた。私の地元(長野県東信地域)では以前はマツタケがよく採れたらしいが、最近はさっぱりで、今年はそれに輪をかけての不作だったらしい。他のマツタケ産地も多くは不調だったようだ。 実は今年の春先に「マツタケ名人」と称される人を取材する機会があった。その...
三河エリアの循環型牧場 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
エサや資材、光熱費の高騰で現在、日本の酪農は危機に面し、廃業があとを絶たない。これまでエサの大部分を輸入に頼ってきた愛知県は、全国でも特に厳しい状況にあるという。そんな中、エサ自給への転換に努める三河エリアの牧場2カ所を訪ねた。 愛知県の酪農は明治のごく初期、旧尾張藩士による〝ベンチャービジネス〟...
小中学生の半数が山海留学生 菅沼栄一郎 ジャーナリスト 連載「よんななエコノ...
鹿児島県の南に連なるトカラ列島の南端に、宝島はある。 中学1年の山海留学生、田中光結(みゆ)さん(13)は「毎日が忙しくて楽しくて」。小学4年の時、「人が少ない地域のほうが暮らしやすい」と福岡市の親元から離れて宝島にやってきた。今年11月中旬の「収穫祭」では、「黒糖ピーナッツ」を参加したお母さん方...
ザリガニで持続可能な農業目指す 東京農大、ケニアと共同研究
(ザリガニを使った炊き込みご飯) 東京農業大学は、ザリガニを新たな資源として活用するため、ケニア共和国の大学や企業と共同して養殖・食品加工・普及に向けた研究を加速する。江口文陽学長は「(研究成果が)食材としての活用につながっていくことに大きな意味がある」と社会実装の重要性を強調している。 嫌われ者...
イセ食品がインドで無期限操業停止 資金繰り悪化、事業譲渡を模索 NNA
イセ食品が12月2日の納品をもって、インドでの鶏卵の製造・販売を無期限に停止したもようだ。日系飲食店など、複数の取引先への取材で明らかになった。販売開始から約1年半。生で食べられる鶏卵として在留邦人の食生活を支えていただけに、現地では驚きや惜しむ声が相次いだ。資金繰りの悪化が背景にあり、事業譲渡を...
地方鉄道再生へ税免除 週間ニュースダイジェスト(12月3日~9日)
▼地方鉄道再生へ税免除 土地、駅舎譲渡しやすく(12月5日) 政府、与党は経営が苦しい地方鉄道の再生に向け、新たに参入する第三セクターなどの事業者が既存の運行会社から土地や駅舎を取得する際にかかる不動産取得税を免除する方針を固めた。資産を譲渡しやすくして、「地域住民の足」であるローカル線の将来像を...