使い勝手がよい米粉 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
ご飯(お米)を食べる量が年々減少している今日、新たな米需要を広げる突破口として期待したいのが「米粉」である。(写真:米粉のベシャメルソースは失敗がなく、ドリアやグラタン作りのハードルが下がる=筆者撮影) 日本では上新粉、白玉粉といった米粉が、和菓子の材料として古くから親しまれてきた。米は製粉すると...
健康食品市場9000億円超へ 23年度、ストレス・睡眠・肥満対策で堅調 矢野...
矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2023年版 健康食品の市場実態と展望 ~市場調査編~」によると、2023年度の健康食品市場(メーカー出荷金額ベース、予測値)は前年度比0.9%増の9005億2000万円と微増し、初めて9000億円を超える。(写真はイメージ) 22年度の市場(見込み)...
幸福は口福から 安武郁子 食育実践ジャーナリスト 連載「口福の源」
人間の最後まで残る欲の一つである「食欲」(※)。おいしさを味わう幸せ「口福」。人は、おいしく食べると幸せな気持ちになります。おいしく食べる時間の割合が多いほど生活の質も上がります。 おいしく食べると人が幸せな気持ちになるのは、脳の仕組みにあります。人は脳内にβエンドルフィンが出ると楽しく幸せな気持...
「富山やくぜん」食べて健康 料理・食品5つ認定
製薬業が盛んで「くすりの富山」として知られる富山市は、健康に良いとされる「富山やくぜん」(薬膳料理)を観光資源として生かそうと認定制度を実施しており、このほど新たに認定された3店舗5品の料理・品を公表した。( 写真は認定を受けた料亭川柳の「和食薬膳」。信州産高麗人参やクコ、タイソウを使ったコース料...
コーヒーで毎日腸活 ブレンディのスティックタイプ
味の素AGFは機能性表示食品「『ブレンディ』毎日の腸活コーヒー」シリーズから、スティックタイプの「『ブレンディ』 スティックブラック 毎日の腸活コーヒー」の「14本入り」(全国発売、写真左)と、「56本入り」(通信販売限定、写真右)を3月1日に発売する。 「毎日の腸活コーヒー」は、整腸効果があると...
在宅高齢者増え市場拡大へ 栄養補給食品、低栄養を回避 泉尾尚紀 矢野経済研究...
日本人の平均寿命は世界でもトップクラスにあるが、2000年に世界保健機関(WHO)が「健康寿命」を提唱して以降、寿命を延ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかに関心が集まっている。 健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されており、平均寿命と健康...