【マーケットリポート】中国の栄養保健機能食品市場(前編) NNA
今回と次回の2回に分け、中国における栄養保健機能食品市場を見ていく。ここで取り上げる栄養保健機能食品は主に栄養機能食品と保健機能食品の2種類に分類できる。栄養食品製造は、新食品原料と栄養成分を豊富に含むその他の従来食材を原料とし、通常食品の製造技術で製造される主食・副食食品の生産を指す。(写真はイ...
鼻呼吸でおいしく食べる 安武郁子 食育実践ジャーナリスト 連載「口福の源」
5月に入り、花粉症に悩まされていた方も症状が治まってきた頃でしょうか。 花粉症やアレルギーでもなく、風邪でもないのに、片方の鼻が詰まっていることはありませんか? どちらの鼻が詰まるかは自律神経がコントロールしていて、通常2~3時間おきに詰まる側と通る側が入れ替わるようです。このような状態を「ネーザ...
直らない「医師偏在」 男性中心で回る病院 楢原多計志 福祉ジャーナリスト
医師の数は年々増えているにもかかわらず、都市部に集まり、地方は慢性的な医師不足に陥っている。政府は「医師偏在」の解消を目指しているが、若い医師の都市志向は強く、進展がない。財務省の審議会では「医師が不足している地域の診療報酬を引き上げ、過剰になっている地域の報酬を引き下げて調整したらどうか」という...
ビジネスチャンス到来 美容やダイエットにも 田中太郎 共同通信編集委員
健康志向の高まりを背景に「短鎖(たんさ)脂肪酸」という言葉をよく耳にするようになった。これは腸内細菌の中でも、俗に「善玉菌」と呼ばれる細菌たちが食物繊維やオリゴ糖を分解して作り出してくれる、体に有益な物質の代表だ。健康維持に美容、そしてダイエットにも、と「売り」は多い。企業も「ビジネスチャンスあり...
「ウエルビーイングな社会を目指して」でシンポジウムを開催 東京農大
はばたけラボ(事務局・株式会社共同通信社)は10月13日、東京農業大学(東京都世田谷区)でシンポジウム「ウエルビーイングな社会を目指して~次世代に伝えたいこと~」を開催した。応用生物科学部栄養科学科の学生ら約150人が参加した。 「弁当の日」の提唱者である香川県綾南町立滝宮小学校の竹下和男・元校長...
広がる「腸内環境市場」 細菌研究進む 田中太郎 共同通信編集委員
今、「腸内細菌」の研究が熱い。消化器疾患だけでなく、多くの病気の発症や悪化に関わっていることが分かってきた。それだけではない。例えば持久力など、人のさまざまな能力とも関連がありそうなことも見えてきた。既に1500億円規模とされる腸内環境市場の拡大は必至で、多くの企業が参入を図っている。 人の大腸に...