「キムチ」で中韓が文化衝突 平井久志 ジャーナリスト
韓国といえばキムチ、キムチといえば韓国だ。そんなキムチをめぐって韓国と中国のメディアが文化的な衝突を起こしている。 韓国の朝鮮日報は、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報が11月28日「中国のキムチ製造法が同月24日、国際標準化機構(ISO)の承認を受けて『国際標準』になった」と報じたと伝えた。...
長女秋子さん「ペシャワール会」引き継ぎへ 中村哲さん受賞の「食の新潟国際賞」授...
公益財団法人「食の新潟国際賞財団」(新潟市)は24日、「食の新潟国際賞」の授賞式を同市で開き、2019年12月にアフガニスタンで武装組織に銃撃され亡くなった医師中村哲さんの長女秋子さんが出席し、「父の活動が継続されることを願い、皆さんと一緒に歩んでいきたい」と述べ、非政府組織(NGO)「ペシャワー...
コロナ対策で小松菜加工に参入 ネパール出身の野菜農家
新型コロナウイルスの感染拡大で失った需要を取り戻そうと、ネパール出身の野菜農家が小松菜をペーストに加工した新商品を開発し、レストランなどへの販売を始めた。 株式会社「葉っぴーFarm」(富山県射水市)は、24棟のハウス(計35.7㌃)で小松菜などを生産している。同社のダルマ・ラマ代表(46、写真)...
食農の専門家としての中村哲さん ペシャワール会 村上優会長
食の新潟国際賞の大賞受賞について、ペシャワール会の村上優会長の所感は次の通り。 中村哲さんの妻・尚子さんに受賞を報告したら、「素人が専門家として認められた」と、大変に喜んでいました。中村さんの本来の専門は医師であり、食料・農業分野では「素人」として活動を始めたからです。 中村さんは1984年にパキ...
中村哲さん創設の医療団に大賞 第6回「食の新潟国際賞」
公益財団法人「食の新潟国際賞財団」(新潟市)は7月31日、アフガニスタンで殺害された医師の中村哲さん(写真=PMS提供)が現地代表を務めた非政府組織(NGO)「ペシャワール会」(福岡市)と、アフガン人を中心にした組織「PMS」(平和医療団・日本)を、第6回大賞に選んだ。 同賞は、飢餓など世界の食料...
商業用コメ輸出の高成長に期待 田中宏和 矢野経済研究所フードサイエンスユニット...
(写真はイメージ) 新型コロナウイルス感染拡大の影響から各国での飲食店の営業停止も広がって、日本食材の輸出の先行きに不透明感が出ている。一方で日本のコメの品質や味に対する海外での評価は高さは変わらず、消費マインドが回復して輸送状況や貿易手続きが正常化すれば、商業用の輸出を中心とするコメビジネスの成...