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アジア5カ国で食料援助必要に  コロナ禍で、国連報告書の写真

アジア5カ国で食料援助必要に  コロナ禍で、国連報告書

 国連が20日発表した報告書「アジア・太平洋地域の食料安全保障と栄養の概要2020:栄養改善の中心にある母子の食生活」によると、新型コロナウイルス感染拡大に伴う失業や食品価格の上昇のため、アジア・太平洋地域ではミャンマー、バングラデシュ、アフガニスタン、パキスタン、北朝鮮の5カ国が、食料援助が必要な...

高付加価値野菜の輸出が拡大  豆類や半加工食品、欧州・アジアへ  連載「アフリカにおける農の現在(いま)」第7回の写真

高付加価値野菜の輸出が拡大  豆類や半加工食品、欧州・アジアへ  連載「アフリカ...

 連載の第2回で、アフリカの農作物輸出について概観し、コーヒーやカカオなどの従来の輸出産品と比較して、野菜や果物がより急速に増加していることに触れた。アフリカの輸出全体の規模が小さいため、世界全体で見るとアフリカの野菜輸出の割合は限定的であるものの、徐々にそのシェアを拡大している。  今回からアフリ...

「キムチ」で中韓が文化衝突  平井久志 ジャーナリストの写真

「キムチ」で中韓が文化衝突  平井久志 ジャーナリスト

 韓国といえばキムチ、キムチといえば韓国だ。そんなキムチをめぐって韓国と中国のメディアが文化的な衝突を起こしている。  韓国の朝鮮日報は、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報が11月28日「中国のキムチ製造法が同月24日、国際標準化機構(ISO)の承認を受けて『国際標準』になった」と報じたと伝えた...

長女秋子さん「ペシャワール会」引き継ぎへ  中村哲さん受賞の「食の新潟国際賞」授賞式の写真

長女秋子さん「ペシャワール会」引き継ぎへ  中村哲さん受賞の「食の新潟国際賞」授...

 公益財団法人「食の新潟国際賞財団」(新潟市)は24日、「食の新潟国際賞」の授賞式を同市で開き、2019年12月にアフガニスタンで武装組織に銃撃され亡くなった医師中村哲さんの長女秋子さんが出席し、「父の活動が継続されることを願い、皆さんと一緒に歩んでいきたい」と述べ、非政府組織(NGO)「ペシャワー...

コロナ対策で小松菜加工に参入  ネパール出身の野菜農家の写真

コロナ対策で小松菜加工に参入  ネパール出身の野菜農家

 新型コロナウイルスの感染拡大で失った需要を取り戻そうと、ネパール出身の野菜農家が小松菜をペーストに加工した新商品を開発し、レストランなどへの販売を始めた。  株式会社「葉っぴーFarm」(富山県射水市)は、24棟のハウス(計35.7㌃)で小松菜などを生産している。同社のダルマ・ラマ代表(46、写真...

食農の専門家としての中村哲さん   ペシャワール会 村上優会長の写真

食農の専門家としての中村哲さん   ペシャワール会 村上優会長

 食の新潟国際賞の大賞受賞について、ペシャワール会の村上優会長の所感は次の通り。  中村哲さんの妻・尚子さんに受賞を報告したら、「素人が専門家として認められた」と、大変に喜んでいました。中村さんの本来の専門は医師であり、食料・農業分野では「素人」として活動を始めたからです。  中村さんは1984年に...