社会の分断、加速の恐れ 食品値上げ相次ぎ家計直撃 共同通信アグリラボ所長 石...
年明けとともに、食品の値上げや品不足が相次いでいる。新型コロナウィルスの感染拡大による物流の混乱だけでなく、複数の要因が重なっており、春に向けてさらに値上げ品目が増えそうだ。生活必需品である食料の値上がりは格差を拡大する恐れがある。 値上げラッシュ 山崎製パンは年初に食パンと菓子パンの出荷価格を平...
飲料市場3年連続で縮小へ 消費機会伸び悩む 矢野経済研究所予測
矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2021年版 飲料市場の現状と展望」によると、21年度の国内の飲料市場規模(牛乳・乳飲料を含む、メーカー出荷金額ベース)は、前年度比1.4%減の4兆7000億円と、3年連続で縮小する。夏の旅行シーズンや帰省時期に4度目の緊急事態宣言が発出されていること...
「鎖国」に戻る気か コメ先物市場の消滅 共同通信アグリラボ所長 石井勇人
大阪堂島商品取引所が申請したコメ先物取引の本上場が8月6日に不認可となった。同取引所は試験上場の延長を申請しないため、国内唯一のコメ先物は上場廃止となり、来年6月に消滅する。 この唐突な結論に至るまでの経緯は謎だらけだ。農林水産省は「認可基準に不適合な点がある」と申請を葬り去り、上場廃止によるメリ...
「コロナ前と変わらず」7割超 スイーツ購入頻度、自家消費が堅調
矢野経済研究所がこのほどまとめた「和洋菓子・デザート類の購入動向に関する消費者アンケート」の結果によると、菓子・デザートの購入頻度は種類に限らず「コロナ禍前と変わらない」とした回答が7~8割を占めた。(写真はイメージ) スイーツのギフト需要は打撃を受けているが、家庭内での需要は堅調に推移しており、...
有機農産物、フードロス対応の需要も取り込み 拡大する産直市場 田中宏和 矢野...
(写真はイメージ) 「産直」とは従来の卸売市場を経由せず、産地と消費者、小売事業者、食品メーカーなどが直接、取引する流通形態を指し、産直農産品とはそこで流通する国産青果物のことをいう。 かつて農産品流通は、卸売市場を経由するのが一般的であった。商店街には八百屋が多数あり、その多くは卸売市場の主要な顧...
7月30日は「消費生活協同組合の日」 日本生協連が登録
日本生活協同組合連合会(日本生協連)は13日、毎年7月30日を「消費生活協同組合の日」として登録したと発表した。消費生活協同組合法(生協法)の公布日である1948(昭和23)年7月30日に基づいて一般社団法人日本記念日協会に申請し、認められた。(写真=生協法の施行を知らせるポスター) 登録は今年3...