流通大手、水産エコラベル強化 持続可能な水産資源目指す
大手スーパーが「水産エコラベル」商品に力を入れている。水産エコラベルは水産資源の持続的利用や環境に配慮した漁業・養殖業を確認するための認証システムだ。漁業、養殖の生産段階認証、流通加工段階認証(CoC)がある。 課題は消費者の意識とされる中、流通業界は水産エコラベルを表示した商品の取り扱いや、流通...
熊本の食文化の魅力を発信
フンドーダイ五葉(熊本市)はこのほど、熊本県産限定の通販サイト「食の玉手箱・くまもとプレミアム」を開設した。 熊本県産農畜水産物・加工品の素晴らしさを全国に発信する通販サイトだ。県内生産者のものづくりへのこだわりや情熱も併せて発信し、食を通じて「熊本の魅力」を知ってもらう狙いもあるという。 サイト...
飲みごろを知らせるシール 宝酒造「スリムパックシリーズ」向け
宝酒造(京都市)の清酒松竹梅特定名称酒「スリムパックシリーズ」(紙パック)に貼る「のみごろサインシール」がこのほど、新商標制度の「ホログラム商標」として登録された。 のみごろサインシールはパッケージ正面に貼付されている。特殊な「示温インク」を使用し、温度変化で表示が変わる。冷えるとシールのとっくり...
製紙各社、飲料容器に注力 「脱プラ」受け、食品充填機メーカーと連携
インターネットの普及などを背景に、国内の紙需要が縮小する中、製紙各社が飲料容器などの紙容器化に注力している。海洋プラスチック問題が注目され、環境負荷を軽減する「脱プラ」が加速しており、ペットボトルや缶から紙容器化への動きや、長期保存が可能なことからフードロスが少ないアセプティック(無菌)分野に対応...
山形県のご当地サーモン「ニジサクラ」披露 脂が乗り上品な食味
山形県は2月12日、県内初となるご当地サーモン「ニジサクラ」を披露した。(写真は「ニジサクラ」の名称を発表する吉村美栄子知事) 「ニジサクラ」は山形県の魚である「サクラマス」と、県が養殖発祥の地の一つだという長い歴史を持つ「ニジマス」を組み合わせた魚だ。県の内水面水産試験場が中心となり、開発された...
拡大する食品宅配市場 川崎順子 矢野経済研究所フードサイエンスユニット上級研究...
少子高齢化と女性の社会進出、ライフスタイルの多様化を背景に、食品や食事の宅配需要が増加している。(写真はイメージ) 2018年度の食品宅配市場は前年度比2.8%増の2兆1399億円と推計した。16年度に2兆円の大台を超え、国内の食関連市場が縮小傾向にある中、堅調な伸びを示す成長市場である。 食品宅...