日本産ホタテが半額に、中国代替の輸入増で ベトナム NNA
ベトナムが輸入する日本産ホタテの価格が、1キロ当たり約15万ドン(875円)~60万ドンと昨年から半額近くまで値下がりしている。中国が2023年8月に日本産水産物の禁輸措置を発動してから、代替の販売先としてベトナムへの輸出が増加していることが背景にある。26日付VNエクスプレスが伝えた。(写真はイ...
新米価格、値上がりの公算 週間ニュースダイジェスト(8月25日~8月31日)
▼農水予算2.6兆円要求へ 食料安定供給へ構造転換(8月27日) 農林水産省は2025年度予算の概算要求案を固めた。総額は前年度当初予算に比べて16.3%増の2兆6389億円。農家数が減少する中、食料の安定供給や生産性向上に向けた構造転換を図るため増額を求める。高騰する生産コストの価格転嫁に向けた...
日系ラーメンがインド1号店 自社ブランド50店舗へ、サンパーク NNA
外食チェーンを複数手がけるサンパーク(大阪府吹田市)が、インドの南部カルナタカ州ベンガルール(バンガロール)に、ラーメン店「カザン・ジャパニーズ・ラーメン」をオープンした。同社にとってインド1号店で、日本の大手ラーメンチェーンのインド進出は初とみられる。IT企業が集まるベンガルールを皮切りに、他の...
コメ17%高騰、20年ぶり 週間ニュースダイジェスト(8月18日~8月24日)
▼クマ対策、地域の連携強化 環境省、交付金30億円要求(8月19日) 環境省は2025年度予算の概算要求で、人身被害が多発するクマを含む「指定管理鳥獣」の対策に充てる自治体向け交付金として30億円を計上する方針を固めた。クマ捕獲のほか、クマが街中に出没した際の自治体や警察、ハンターの連携強化を支援...
太平洋クロマグロの漁獲枠拡大で合意 佐々木ひろこ フードジャーナリスト 連載...
7月半ば、日本の漁業者がここ数年待ち望んでいた大きなニュースが流れたことをご存じだろうか。マグロやカツオなどの資源保存と持続的利用を目的とした国際機関、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の会議で、太平洋クロマグロの総漁獲枠拡大が合意されたというニュースだ。(写真:2018年春、移転前の築地市...
空気を読んだ食事 鬼頭弥生 農学博士 連載「口福の源」
私たちの日々の食行動は、その基盤に自らの意思があるものの、自身の置かれた経済的・物理的状況のほか、社会的状況、特に人と人との間の社会関係を背景とした社会的プレッシャーから大いに影響を受けている。(イラスト:食行動にも周囲から圧が=筆者画) とある学生から、こんな話を聞いたことがある。就職活動中だっ...