高齢女性の摂取が拡大 コロナ禍で健康食品の需要増大 飯塚智之 矢野経済研究所...
新型コロナウイルス感染拡大を契機として、消費者における健康意識がさらなる高まりを見せた中、健康食品はわずかながらも、需要の増加が見られた。(写真はイメージ) 矢野経済研究所では定期的に健康食品(錠剤・カプセル・粉末・ミニドリンクなどサプリメント形状の食品)の摂取状況を調査(方法は末尾に記載)して...
ゲノム編集表示の義務化は必要 食品流通の本格化へ再考を 共同通信アグリラボ所...
ゲノム編集技術を応用した食品が身近になってきた。血圧の上昇を抑える効果があるとされるGABA(ギャバ)を通常の4~5倍含むというトマトのオンライン販売が9月15日に始まり、翌々日の17日には、筋肉の成長を抑えている遺伝子の作用を止め肉厚に養殖したマダイの予約販売が始まった。 芽にたまる毒を減らし...
コロナ禍で流通量は微減 20年度の食品添加物市場 熊野美緒 矢野経済研究所フ...
矢野経済研究所の調べでは、2020年度の食品添加物の市場規模(売上高)は、8043億2700万円であった。売上高は甘味料、食品香料、品質改良剤、増粘安定剤、食品色素、乳化剤、酸味料、酵素、栄養強化剤、保存料・日持ち向上剤、酸化防止剤ーについて合計している。(写真はイメージ) 市場規模は前年度比で...
「ゲノム編集フリー」のマーク制定 市民主導で「知る権利」守る
ゲノム編集技術を使った食品の流通が日本で始まるのに向けて、種苗や食品にゲノム編集されていないことを表示するマーク「OKシードマーク」(写真上)を、市民が主導して制定した。食品について知る権利・選ぶ権利を守るのが狙い。 20日にスタートしたこの「OKシードプロジェクト」には、種苗生産の関係者、農家...
4割強が「家族そろっての食事増えた」 農林中金が母親調査
新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛が求められている中、家族そろっての食事の機会が増えた家庭の割合が4割強だったことが、農林中央金庫(東京都千代田区)の母親400人を対象にした調査で分かった。 家族の調理への参加が増えた家庭も3割を超え、コロナ禍は家庭の食生活に一定の変化を起こしているよ...
AI活用、進化する食品検査装置 人手不足対策や「匠の技」維持で
「1台でナッツの外観から成分、内部まで不良品を検出」「1000通り以上ある商品ラベルと製品の組み合わせを目視検品する負荷を90%以上削減」「かつお節の品質検査に〝匠の熟練の技〟を再現」...。少子高齢化が進む中、熟練の検査員の人手不足に直面する食品業界で、異物の混入だけではなく、原料や品質の検査、...