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種子法廃止の違憲確認を求める 東京地裁で初口頭弁論

2020.08.21

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種子法廃止の違憲確認を求める 東京地裁で初口頭弁論の写真

 主要農産物種子法(種子法)廃止の違憲確認と損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が21日、東京地裁で開かれ、原告団の弁護士らが「日本の種子市場を巨大企業に差し出すもので、食料や種子に対する権利を侵害された」などと意見陳述した。

 国側は「(種子法廃止で)種子の品質への影響はない」などと書類で反論し、口頭での意見は述べなかった。

 農家や消費者ら約1300人が、種子法廃止(2018年4月1日)は、生存権を保障する憲法25条に抵触すると提訴。新型コロナウイルスの感染拡大で口頭弁論が遅れていた。

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