ヤクルト、比南部で新工場稼働 能力3割増、全国供給へ体制整う NNA
ヤクルト本社は5月20日、フィリピンの南部ミンダナオ島に建設した第2工場を稼働したと発表した。第1工場と合わせた生産能力は約3割増となり、1日当たり608万本となる。中部ビサヤとミンダナオ島の南部に製品を供給する。海外市場で3番目に販売規模が大きい同国で、全国主要都市へ迅速に展開できる体制が整う。...
マレーシアと食品輸出支援の枠組み 日本政府、イスラム圏では初 NNA
日本政府は5月2日、マレーシアで日本食の普及拡大と日本産農林水産物・食品の輸出拡大を推進する枠組み「食品輸出支援プラットフォーム」を立ち上げた。世界9カ国・地域目だが、イスラム圏での設置は初めて。ハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)への対応などを支援し、イスラム圏での日本食や日本産農林水産物・...
インドネシアへ鮮魚輸出を促進 富山・石川県が主導、商談成立も NNA
富山県や石川県がインドネシアで鮮魚の販路を拡大しようとする動きがある。各県が主導して水産品の輸出を促進する背景には、日本国内で市場が縮小するなかで、人口が多く所得の伸びも大きいインドネシアで販売を拡大させ、県の漁業維持を図る狙いがある。富山県は首都ジャカルタで水産品のフェアと商談会を実施。10社以...
余剰食料で「コーヒー」製造 シンガポールのフードテック企業 NNA
シンガポールのフードテック(先端食品技術)企業プリファー(Prefer)は、食品廃棄物や副産物をアップサイクル(従来廃棄していた原料や商品などを加工し、新たな製品に変換)したコーヒー風味飲料の原料や製品を製造・販売している。コーヒー豆を使わない「持続可能な代替コーヒー」としての需要を見込む。今後は...
8番、コスパで圧倒的地位 日本食店、タイの地方に広がり NNA
タイの日本食ブームが地方へと広がっている。国内の日本食店の数は2023年に5751店となり、うち40%にあたる2299店が首都バンコクと近郊を除く地方都市で営業する。バンコクとの所得差から地方では価格設定が課題となるが、1992年進出の「8番らーめん」は1杯100バーツ(約416円)の圧倒的なコス...
日本のシーフード、味わって ジェトロがマレーシアで試食イベント NNA
日本貿易振興機構(ジェトロ)は1月26~28日、マレーシアの首都クアラルンプールの商業施設「ららぽーとBBCC」で日本産水産物の消費拡大に向けた試食提供イベントを開催した。シーフードの需要が伸びる春節(旧正月)を前に、地場の大手水産物輸入業者と提携し、生マグロやホタテなど現地で人気の高い食材をアピ...