高冷地でコメ栽培に挑戦 「有機大国」リヒテンシュタイン
(啓発機構ウェルタッカーの見本農場=ファドゥーツ) 栽培適地とは言えない欧州中央の高冷地で、稲作の挑戦が始まっている。生物多様性、地球温暖化、食料安全保障に対する意識の高まりを背景に、国内の栽培作物を多様化し、長期的には食料の海外への依存を減らすのが狙いだ。(文・写真 共同通信アグリラボ編集長 石...
インドの小麦育種研究者らに大賞 第8回「食の新潟国際賞」表彰式
(中央は池田弘・食の新潟国際賞財団理事長) 食・農分野における国際的な業績を2年ごとに顕彰している公益財団法人「食の新潟国際賞財団」(新潟市)は11月20日、環境負荷が低い小麦を開発したインドのグントゥール・ヴェンカタ・スバラオ国際農林水産業研究センター(JIRCAS)主任研究員と、英国のケイト・...
総合事業の好循環を目指す JA全国大会
全国農業協同組合中央会(JA全中)は10月18日、「組合員・地域とともに食と農を支える協同の力~協同活動と組合事業の好循環~」をテーマに、3年に1度のJA全国大会を開いた。東京都内のホテルの会場に約1500人が集まり、オンラインで約2500人が参加した。 大会では、四半世紀ぶりに食料・農業・農村...
インドの小麦育種研究者と英国の科学ジャーナリストに大賞 第8回「食の新潟国際賞...
公益財団法人「食の新潟国際賞財団」(新潟市)は7月19日、環境負荷が低い小麦を開発したインドのグントゥール・ヴェンカタ・スバラオ国際農林水産業研究センター(JIRCAS)主任研究員(写真左)と、英国のケイト・ケランド感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)首席科学ライターを、第8回大賞に選んだ...
分散備蓄を食料安保の柱に 震災の教訓生かそう アグリラボ編集長コラム
(写真はイメージ) 能登半島地震に続いて羽田空港で飛行機の衝突事故が起き、気の毒で残念な年明けとなった。連日の惨事を伝える報道の中でも、特に心が痛むのは食料不足だ。カップ麺しか食べられない子どもが「お母さんが作ったカレーライスを食べたい」と訴える。救援...
ザリガニで持続可能な農業目指す 東京農大、ケニアと共同研究
(ザリガニを使った炊き込みご飯) 東京農業大学は、ザリガニを新たな資源として活用するため、ケニア共和国の大学や企業と共同して養殖・食品加工・普及に向けた研究を加速する。江口文陽学長は「(研究成果が)食材としての活用につながっていくことに大きな意味がある」と社会実装の重要性を強調している。 嫌われ...