主食のコメ廃棄に歯止め フィリピン 大統領令準備、年280万人分相当 NNA
フィリピン農業省は主食のコメの廃棄に歯止めをかける。年280万人分に相当することを問題視し、飲食店が1杯から半分に減らす「半ライス」の提供を可能にする大統領令の進言に向けて準備に入った。マルコス大統領が上院議員の時代に提出した法案と重なる。コメの生産量が世界7位でありながら供給が追い付かない現状か...
越の食品大手、コメ対日輸出拡大 東京の地銀が協力、最大5倍に NNA
ベトナムの食品流通大手タンロングループは、日本の地方銀行のきらぼし銀行(東京都港区)と協力して、ベトナム産ジャポニカ米の対日輸出を拡大する。2024年は日本政府のミニマムアクセス(最低輸入量)制度を活用して3000トンを輸出したが、25年度は3~5倍に増やす。タンロンは南部メコンデルタ地域の契約農...
インドネシアの24年コメ自給率、近年最低へ 政権のアキレス腱、増産計画鍵に N...
インドネシアの2024年のコメ自給率が近年の最低を更新する見通しであることが分かった。NNAが中央統計局のデータを分析した結果、自給率はもみ米で94.5%、精米で90.9%以下となるもようだ。昨年来のエルニーニョ現象が生産に影響したが、農業専門家は来年の生産は上向くと予測する。自給率が低下する中、...
インドネシアのハラル認証義務化を商機に 日本企業、食品関連で拡販狙う NNA
日本の食品関連業者が、インドネシアのハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)市場で販路拡大を狙っている。インドネシア政府が10月から飲食品や食肉加工品などのハラル認証取得義務化を開始する方針のため、認証を取得する企業が増えていることなどが背景にある。9月には3日間にわたって首都ジャカルタで開催され...
無償給食、牛乳に代わり「魚乳」使用へ NNA
インドネシア海洋・水産省は9月12日、プラボウォ・スビアント次期政権が導入を予定する給食無償化プログラムで、調達が困難な牛乳の代わりに、牛乳に似せて加工された魚タンパク加水分解物(HPI)のプロテイン飲料「スス・イカン(魚乳)」を使用する計画を明らかにした。(写真はイメージ) 同省海洋水産物競争力...
タイ産のエビ、児童・強制労働リストから除外 NNA
米労働省が発表した「2024年の児童・強制労働で生産された物品リスト」および「最悪の形態の児童労働(TDAリポート)」で、人身取引被害者保護法(TVPRA)に基づく児童・強制労働の物品リストからタイ産のエビが除外された。魚粉などは新たに指定された。(画像はイメージ) 労働省はタイ産のエビについて、...