ホタテ加工、越に期待大きく 中国禁輸で、販路など課題も NNA
日本産水産物の輸入を停止した中国に代わるホタテの加工拠点として、ベトナムへの期待が日本の水産業界で高まっている。人件費の安さや日本産水産物の加工実績が豊富なことなどが理由だが、販路の開拓や加工能力の規模確保といった実現に向けたハードルもある。ベトナムをホタテ加工の拠点として効果的に活用するためには...
タイでブーム来た 抹茶カフェの魅力 NNA
約2400店の日本食店がひしめく、タイの首都バンコクで「抹茶」を専門に扱う店が活況だ。「よりユニークな日本食文化」を求める消費者が増え、ソーシャルメディアでの体験共有が日常化したことが背景にある。市内のあちこちで見かける「抹茶カフェ」の人気の秘密や、百貨店や大手飲料メーカーにも広がる抹茶のムーブメ...
ハラル牛肉市場、競争激化 日鉄物産、マレーシアで価格面の強み生かす NNA
マレーシアで、イスラム教の戒律に従っていることを示す「ハラル」認証を取得した高級牛肉市場の競争が激化している。中間層の拡大とともに高級ハラル牛肉を取り扱うレストランが増加しており、ハラル和牛に加え、韓国産のハラル「韓牛」も市場参入しているためだ。2年前にマレーシアのハラル牛肉市場に参入した日鉄物産...
シンガポールのウマミ、培養魚肉を世界に(下) 大手と提携し日本市場模索 NN...
培養肉を開発するシンガポールのウマミ・バイオワークスは今年8月、日本の食品大手マルハニチロとの協業を発表した。日本市場での機会を探りつつ、積極的に企業との連携を進めようとしている。創業者であるミヒル・ペルシャド最高経営責任者(CEO)に、日本への進出状況や培養肉に関する日本市場の今後の動きについて...
シンガポールのウマミ、培養魚肉を世界に(上) 24年末にも量産・販売を開始 ...
希少で養殖が難しい魚類の培養肉の開発を手がけるシンガポールのウマミ・バイオワークス(旧ウマミ・ミーツ)が製品開発を加速させている。2024年末から25年初めにかけて培養魚肉の量産・販売を開始する予定だ。日本をはじめとする海外の企業や研究機関との連携も積極的に進めている。創業者であるミヒル・ペルシャ...
拡大する昆虫食市場 低価格化が課題 岡千晴 矢野経済研究所フードサイエンス...
アジア、アフリカ、南米などで昆虫を食べる文化があるほか、日本でもタンパク源としてハチノコやイナゴなどを伝統的に食べてきた地域がある。内陸部など一部の食文化としてみられていたが、この数年で食用コオロギなど昆虫の養殖に取り組む企業が増えており、大手企業が食用昆虫の粉末を原料に使ったスナックを発売した。...