地理的表示、欧州でも保護 週間ニュースダイジェスト(9月24日~30日)
▼魚分析1カ月「不検出」 処理水放出後のトリチウム(9月25日) 水産庁は東京電力福島第1原発処理水の海洋放出開始に伴い、原則毎日実施してきた魚に含まれる放射性物質のトリチウム濃度の分析結果に関する公表をいったん終えた。1カ月間、いずれも検出限界値未満の「不検出」とだった。 ▼年収の壁、企業補助決...
フードバンク 野々村真希 農学博士 連載「口福の源」
「フードバンク」という言葉を聞いたことがあるだろうか? 通常のルートで流通できない食品を企業などから寄贈してもらい、必要としている施設や困窮世帯に無償で提供する活動のことである。食品企業は、商品を作るときに販売の規格に合わない商品を生んでしまったり、売れ残って販売期限が過ぎた商品を抱えてしまったり...
相模湾の未来、水族館で考え食べて楽しむ 佐々木ひろこ フードジャーナリスト ...
米カリフォルニア州の「モントレーベイ水族館」をご存じの方はいるだろうか。サンフランシスコの南、風光明媚なモントレー湾の南端に位置し、年間入場者200万人というこの人気施設は、海洋研究所と多くの研究者を抱える研究機関としても知られている。1984年の開館以来、卓越した研究力と展示力で世界をリードして...
観光業の労働力、なぜ戻らない 森下晶美 東洋大学国際観光学部教授 連載「よ...
観光業の人手不足が著しい。雇用人員判断DIによれば、2023年6月の雇用人員の過不足は、全産業がマイナス32%なのに対し、宿泊・飲食サービスではマイナス69%に上り一段と深刻な状況にある。観光業の人手不足が他産業より深刻な理由は、国内・インバウンドの旅行者が急激に回復したもののコロナ禍で離職した労...
問われる給食の「チカラ」 試食会が入り口に 共同通信アグリラボ編集長 石井勇人
学校給食の無償化を実施する自治体が増える中、試食会を通じて給食の意義を問い直す動きが注目されている。無償化は、子育て支援策の一つとして位置付けられているが、財政負担が重く、導入する前提として給食が果たす役割について幅広い理解を深めることが重要だ。 群馬県みなかみ町は9月21日、新治(にいはる)小学...
日本水産物輸入67%減 中国8月 週間ニュースダイジェスト(9月17日~23日...
▼日本水産物輸入67%減 中国8月(9月18日) 中国税関総署が発表した貿易統計によると、中国が8月に日本から輸入した水産物の総額は前年同月比67.6%減の1億4902万元(約30億円)だった。7月の28.5%減から減少幅が大きく広がった。日本の水産物輸入を全面停止したことが影響したとみられる。 ...