気になる軍拡志向 食料安保対応、平和外交を基本に 小視曽四郎 農政ジャーナリ...
収束の行方がわからない新型コロナや気候変動、長期化するロシアのウクライナ侵攻という「多重苦」で食料安全保障への関心がかつてなく高い。5月21日の国連安全保障理事会では「ロシアのウクライナへの戦争は世界の食料安保への戦争だ」(ドリビエール仏国連大使)などどぎつい発言も飛びかい、食料への世界的な緊迫ぶ...
ウクライナ停戦と報道の自由を求める 国際農業ジャーナリスト連盟が声明
約60カ国・地域の記者らが参加する国際農業ジャーナリスト連盟(IFAJ、事務局カナダ・ケベック)は10日、「ウクライナの人々に対する攻撃を直ちに停止し、報道の自由が回復することを強く促す」とする声明を発表した。 声明は、ウクライナとロシアで起きている身体的な危害や報道活動の制約に強い懸念を示...
小麦価格高騰の恐れ ロシア、ウクライナで輸出の3割 NNAオーストラリア
ロシアの軍事侵攻によるウクライナ情勢の緊迫化が、世界の小麦輸出市場を揺るがしている。両国は小麦の輸出大国で、2021/22年度の輸出量は合計5850万㌧に上る。世界全体の29%を占める2カ国からの供給が軍事衝突により停止した場合、国際価格は高騰しサプライチェーンは大混乱に陥ると予想される。一方で世...
和食に合うポルトガルのワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
ポルトガル北西部の海とスペイン国境に接したエントレ・ドウロ・エ・ミーニョ地域のワイン生産者らで構成する「ヴィーニョ・ヴェルデ・ワイン委員会」が、対日輸出に力を入れている。 ポルトガルには魚介類やコメを使う食文化があり、天ぷらの語源もポルトガル語のテンポーラという説があるほど和食と親和性があるとい...
ロンドン店は7月オープン 丸亀製麺
うどんチェーン店「丸亀製麺」などを運営するトリドールホールディングス(東京都渋谷区)は7月、英国・ロンドンに讃岐うどん専門店「丸亀製麺(現地名称:Marugame Udon)」を初出店する。(写真:店内のイメージ) 海外10カ国・地域に「丸亀製麺」を展開している同社は、ロンドン出店を目指し昨年7...
高付加価値野菜の輸出が拡大 豆類や半加工食品、欧州・アジアへ 連載「アフリカ...
連載の第2回で、アフリカの農作物輸出について概観し、コーヒーやカカオなどの従来の輸出産品と比較して、野菜や果物がより急速に増加していることに触れた。アフリカの輸出全体の規模が小さいため、世界全体で見るとアフリカの野菜輸出の割合は限定的であるものの、徐々にそのシェアを拡大している。 今回からアフリ...