宮崎空港の不発弾爆発に思う 藤波匠 日本総合研究所調査部上席主任研究員 連載...
10月2日、宮崎ブーゲンビリア空港の誘導路において、太平洋戦争中に米軍が投下し、その後発見されることなく土中に放置されていた不発弾が爆発する事故がありました。幸い離着陸中の航空機に影響はなく、大事には至りませんでしたが、終戦から79年が経過して、過去の話となりつつあった戦争の記憶を呼び覚ましました...
大災害多発への農家対策 小視曽四郎 農政ジャーナリスト 連載「グリーン&ブル...
温暖化の進行で農家には夏は鬼門の季節かもしれない。猛暑もさることながら線状降水帯発生による集中豪雨、勢力の強まる台風の度重なる襲来は、時に被災農家から再び立ち上がる気力を奪う。7月末、山形県庄内、最上地方や秋田県南部を襲った線状降水帯発生による1時間86ミリ(山形県酒田市)など記録破りの集中豪雨は...
日本の24年成長率0.3% 週間ニュースダイジェスト(10月20日~10月26...
▼日本の24年成長率0.3% IMF見通し、下方修正(10月22日) 国際通貨基金(IMF)は22日公表した世界経済見通しで、2024年の日本の実質成長率を7月時点の見通しから0.4ポイント下方修正し、0.3%と予想した。認証不正による自動車の生産停止が響き、新型コロナウイルス禍でマイナス成長とな...
ハ・ハ・ハで、いい笑顔 安武郁子 食育実践ジャーナリスト 連載「口福の源」
「楽」という漢字をよく見ると、左右と下に「ハ」という字が隠れているように見えませんか?まるで「ハ・ハ・ハ」と楽しそうな笑い声が聞こえてくるかのようです。この「楽」を通して、今回は食と笑顔、そして口腔(こうくう)健康のつながりをお伝えします。(イラスト:ⓒ食育推進団体イートライトジャパン) まず、口...
地球を救うスーパーな貝 中川めぐみ ウオー代表取締役 連載「グリーン&ブルー...
「月日貝(ツキヒガイ)は、地球を救うんですよ」 美しい夕日を背に力強く語ってくださったのは、鹿児島県日置市の漁師、佐々祐一(さっさ・ゆういち)さん。都内の大手経営コンサルティング企業で働いていたが、幼少期からの憧れだった漁師になるため8年前にIターン移住した。 「都会では働きづめだったから、移住後...
ほど良い距離感のある「適疎」な町 沼尾波子 東洋大学教授 連載「よんななエコ...
北海道東川町で「適疎」という言葉を聞いた。過疎でもない過密でもない。適度な「疎」があるということなのだろう。 この「適疎」について、前町長の松岡市郎氏は「東川らしい暮らしというのは、〝疎〟があること、つまり間(ま)があることだと思います。都市とは違うゆとりのある空間と時間、そして顔の見える仲間との...