G20農相3年ぶり共同宣言 週間ニュースダイジェスト(9月8日~9月14日)
▼マグロ増枠、7月合意維持 米1.8倍、日本に追い風(9月9日) 水産庁は東部太平洋のクロマグロの資源管理などを議論する全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)年次会合で7月の国際合意を維持し、米国の漁獲枠を約1.8倍、メキシコを約1.5倍に拡大することが決まったと発表した。資源量が回復傾向にあること...
頼もしい未来の畜産農家 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載「グリーン&ブ...
畜産を学ぶ高校生が今年も海外から多くを学んだ。農業者間の国際交流を担う組織、公益社団法人国際農業者交流協会が、畜産を担う人材育成を目的に、日本中央競馬会の事業を活用し、農業高校生を海外に送り出している。2024年度も20人が国内の事前研修を経て、豪州で8日間畜産を学んだ。畜産農家や食肉加工場などの...
海人族の縁 連載「旅作家 小林希の島日和」
初めて訪れた場所なのに、なぜか懐かしく想(おも)い、胸がキュッとなる時がある。この不思議な感覚は、これまでにも何度かあったが、強烈に感じたのは、福岡県の志賀島(しかのしま)だ。 博多湾に位置する志賀島は、歴史の教科書でも有名な、「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印が発見された島。歴史ロマ...
新米3千円「高すぎる」 農水省会議、コメ離れ懸念 週間ニュースダイジェスト(9...
▼2年連続、最も暑い夏 平年比で1.76度高く(9月2日) 気象庁は今年夏(6~8月)の日本の平均気温が平年を1.76度上回ったと発表した。1898年の統計開始以降で最高だった昨年に並び、2年連続で最も暑い夏となった。高温傾向は9月も続く見通しで、引き続きクーラーの適切な使用など熱中症対策が必要な...
知られることで居場所ができる 赤堀楠雄 材木ライター 連載「グリーン&ブルー...
私と同じく、都会から山間地の集落に移住した知人が、地元の人たちから「○○(知人が住む地域の名)のどこがいいのか」と尋ねられ、自分の気持ちをうまく伝えられないもどかしさをSNSに綴(つづ)っていた。(写真:集落内を見回る。こうした営みに加わることで形成される人間関係が大事だ) 「自然が豊かで人が温か...
タレ濃厚化と温暖化 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
ラーメン屋の店先に「冷やし中華はじめました」の貼り紙を見ると、夏が来たと胸躍ったのはいつまでだったか。「冷やし中華の日」の7月7日は、二十四節気で暑さが本格化する「小暑」の頃に当たる。以前はその前後から本当に暑くなり、冷たい麺が食べたくなったが、温暖化にともなって時期が早まり、4月から提供する店が...