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食料安保論議、従来思考を改める時  小視曽四郎 農政ジャーナリスト  連載「グリーン&ブルー」の写真

食料安保論議、従来思考を改める時  小視曽四郎 農政ジャーナリスト  連載「グリ...

食料供給の有事法制化で、国から増産を求められた農家らが達成できなかった場合、罰金は科さないが事業者名は公表することを農林水産省が検討しているという。農家に協力を強制してできなかったから名前を公表とは、事実上の罰則だ。しかも本来、政府自らの不始末を農家に転嫁することは強い反発を招くだろう。 そもそも...

分散備蓄を食料安保の柱に 震災の教訓生かそう アグリラボ編集長コラムの写真

分散備蓄を食料安保の柱に 震災の教訓生かそう アグリラボ編集長コラム

(写真はイメージ) 能登半島地震に続いて羽田空港で飛行機の衝突事故が起き、気の毒で残念な年明けとなった。連日の惨事を伝える報道の中でも、特に心が痛むのは食料不足だ。カップ麺しか食べられない子どもが「お母さんが作ったカレーライスを食べたい」と訴える。救援物資を運ぶ職員は「食べものはあるのに届けられな...

農業技術革新へ認定制度 政府、開発目標策定  週間ニュースダイジェスト(12月24日~30日)の写真

農業技術革新へ認定制度 政府、開発目標策定  週間ニュースダイジェスト(12月2...

▼政策正常化の利点強調 日銀総裁「最大限活用を」(12月25日) 日銀の植田和男総裁が東京都内で開かれた経団連の会合で講演し、マイナス金利政策を含む大規模な金融緩和策の正常化が日本経済や企業業績に与える利点を強調した上で「メリットを最大限活用することを強く期待している」と経営者に呼びかけた。 ▼ホ...

福祉施設発、魅惑の雑貨ショップ  沼尾波子 東洋大学教授  連載「よんななエコノミー」の写真

福祉施設発、魅惑の雑貨ショップ  沼尾波子 東洋大学教授  連載「よんななエコノ...

長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町には、若い世代が農協の倉庫跡地を爽やかにリノベーションした「ソリッソ・リッソ」というプラットフォームがある。カフェやショップのほか、近隣にはフレンチレストランもあり、にぎわいを生むスポットとなっている。 久々に現地を訪問すると、その隣の元コインランドリースペースがすて...

しっかり噛んで年越しを  安武郁子 食育実践ジャーナリスト  連載「口福の源」の写真

しっかり噛んで年越しを  安武郁子 食育実践ジャーナリスト  連載「口福の源」

年末年始は、外食の機会が増え、食べ過ぎや飲み過ぎが気になる時期ですね。今回は、漢字の「乱」をテーマに、食育、良食の大切さについてお話ししたいと思います。(画像:©食育推進団体イートライトジャパン) 小学校で学んだ「消化・吸収のプロセス」を覚えていますか? 口は第一の消化器官です。この消化器官の機能...

漁師が漁師であり続けられる日常  中川めぐみ ウオー代表取締役  連載「グリーン&ブルー」の写真

漁師が漁師であり続けられる日常  中川めぐみ ウオー代表取締役  連載「グリーン...

「私たちが欲しいのは、お金でなく町の活力。漁師が漁師であり続けられる日常です」 これは和歌山県すさみ町という小さな港町で聞いた言葉。筆者をはじめとした漁業の世界に関わりたい"漁業者以外"の皆が、心に留めておきたい大切な指針だと思います。 この連載でもお伝えしてきましたが、全国の漁業現場は世界各地と...