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SDGs・環境

家庭ごみ組成調査  野々村真希 農学博士  連載「口福の源」の写真

家庭ごみ組成調査  野々村真希 農学博士  連載「口福の源」

日本で発生する食品ロス量の推計値は年間523万トン(2021年度)であり、そのうち食品関連事業者から発生するものは279万トン、家庭から発生するものは244万トンである。前者は、食品リサイクル法に基づいて食品関連事業者が定期報告する食品廃棄物量から推計されているが、後者の家庭の食品ロスの推計の基と...

内製化で食の垂直統合 量販店のヤオコー、国産素材に着目の写真

内製化で食の垂直統合 量販店のヤオコー、国産素材に着目

(ヤオコー ピノ いちご&ブルーベリー杏仁豆腐) 埼玉県を中心に関東地方で量販店を展開している株式会社ヤオコー(川越市)が、国産の果物を使ったスイーツを開発、事業や収益の拡大だけでなく、素材の安定的な調達、食品廃棄の削減など社会的にも貢献できる事業モデルを拡充している。 ヤオコーは、経営理念として「...

ザリガニで持続可能な農業目指す 東京農大、ケニアと共同研究の写真

ザリガニで持続可能な農業目指す 東京農大、ケニアと共同研究

(ザリガニを使った炊き込みご飯) 東京農業大学は、ザリガニを新たな資源として活用するため、ケニア共和国の大学や企業と共同して養殖・食品加工・普及に向けた研究を加速する。江口文陽学長は「(研究成果が)食材としての活用につながっていくことに大きな意味がある」と社会実装の重要性を強調している。 嫌われ者...

持続可能な食 エシカル消費を考える 共同通信がシンポジウムの写真

持続可能な食 エシカル消費を考える 共同通信がシンポジウム

株式会社共同通信社は11月24日、同社本社(汐留メディアタワー)内の会議室でシンポジウム「持続可能な食~食からエシカル消費を考えてみる~」を開催した。 農畜産物流通コンサルタントの山本謙治・新渡戸文化短期大学客員教授が「日本のエシカルフードのこれから」と題して基調講演し、「日本の消費者は人権や生物...

食育で企業と連携 キッコーマンが出前授業 岐阜市の小学校の写真

食育で企業と連携 キッコーマンが出前授業 岐阜市の小学校

身近な食べものが、どこで何からつくられ、どんな役割を果たしているのかを学ぶため、岐阜市の小学校が食品企業の出前授業を取り入れている。学びの幅が広がると保護者の間でも好評だ。 「変身」する大豆 11月10日午前10時半、岐阜市立長良西小学校(岐阜市千代田町)の家庭料教室に、3年2組の児童34人が集ま...

「ウエルビーイングな社会を目指して」でシンポジウムを開催 東京農大の写真

「ウエルビーイングな社会を目指して」でシンポジウムを開催 東京農大

はばたけラボ(事務局・株式会社共同通信社)は10月13日、東京農業大学(東京都世田谷区)でシンポジウム「ウエルビーイングな社会を目指して~次世代に伝えたいこと~」を開催した。応用生物科学部栄養科学科の学生ら約150人が参加した。 「弁当の日」の提唱者である香川県綾南町立滝宮小学校の竹下和男・元校長...