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コミュニティー

創造的過疎  出町譲 ジャーナリストの写真

創造的過疎  出町譲 ジャーナリスト

徳島県の神山町といえば、地方創生の優等生といえよう。光ファイバー網の整備で、サテライト・オフィスが殺到し、注目を浴びているからだ。(写真は神谷町提供) この町が新たな動きを見せている。「次世代型の高専」だ。私立の高専としては全国で4校目となる。2023年開校を目指す。修学期間は5年。全寮制となる見...

空き家に命を吹き込む  沼尾波子 東洋大学教授の写真

空き家に命を吹き込む  沼尾波子 東洋大学教授

共同通信社の加盟新聞社などで主催する「地域再生大賞」を2019年度に受賞したのは、NPO法人ふるさと福井サポートセンターであった。福井県美浜町を中心に、地域の空き家を活用するための仕組みを丁寧に構築し、空き家を拠点としたさまざまな地域づくり活動の展開を下支えし、人々のつながりを作る取り組み活動を行...

波佐見の朝飯会  陣内純英 西海みずき信用組合理事長の写真

波佐見の朝飯会  陣内純英 西海みずき信用組合理事長

長崎県佐世保市の隣町に陶磁器の産地波佐見町がある。 波佐見焼といえば、かつては白地に呉須の青と相場が決まっていたが、今や機能的なデザインやカラフルな色使いで人気を博している。陶器市ではあちこちから「これ、かわいい!」と声が上がる。東京ドームのテーブルウエア展示会(昨年2月)でも、センターの位置を占...

神を迎えるお正月   大西かおり NPO法人大杉谷自然学校校長の写真

神を迎えるお正月   大西かおり NPO法人大杉谷自然学校校長

三重県大台町の旧宮川村史の年中行事「正月」の項には「お飾り、ぼく、しめ縄は昔から各家庭で年寄りが作った」とある。お飾りとしめ縄は子どもの頃から親しんできたが、「ボク」とは何だろうか? 村史にまで掲載されるということは、故郷の正月を代表するはずだが、見たことも聞いたこともなかった。 数年前の年の瀬、...