信州そばをインド巨大市場に初出荷、日本縮小で NNA
信州そばの乾麺製造を手がける柄木田(からきだ)製粉(長野市)が、インド向け製品を初出荷した。人口減少や食生活の変化で日本の販売量が伸び悩む中、人口14億人超を抱えるインドに信州そばの乾麺を投入し、販売拡大をうかがう。今回の出荷に合わせ、製品を一から開発し、包装袋は英文表示にした。同社にとって事実上...
マレーシアと食品輸出支援の枠組み 日本政府、イスラム圏では初 NNA
日本政府は5月2日、マレーシアで日本食の普及拡大と日本産農林水産物・食品の輸出拡大を推進する枠組み「食品輸出支援プラットフォーム」を立ち上げた。世界9カ国・地域目だが、イスラム圏での設置は初めて。ハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)への対応などを支援し、イスラム圏での日本食や日本産農林水産物・...
インドネシアへ鮮魚輸出を促進 富山・石川県が主導、商談成立も NNA
富山県や石川県がインドネシアで鮮魚の販路を拡大しようとする動きがある。各県が主導して水産品の輸出を促進する背景には、日本国内で市場が縮小するなかで、人口が多く所得の伸びも大きいインドネシアで販売を拡大させ、県の漁業維持を図る狙いがある。富山県は首都ジャカルタで水産品のフェアと商談会を実施。10社以...
豪の農産物輸出額が過去最高に アジア向けが急拡大 NNAオーストラリア
オーストラリアの農林水産省が1月29日、2022/23年度(22年7月-23年6月)の農林水産物の輸出額が前年度比17%増の804億豪ドル(1豪ドル=約96円)と、過去最高になったと発表した。国内の穀物生産量が増加してオーストラリア産農産物への需要が高まり、世界的な供給混乱により商品価格も上昇した...
ホタテ加工、越に期待大きく 中国禁輸で、販路など課題も NNA
日本産水産物の輸入を停止した中国に代わるホタテの加工拠点として、ベトナムへの期待が日本の水産業界で高まっている。人件費の安さや日本産水産物の加工実績が豊富なことなどが理由だが、販路の開拓や加工能力の規模確保といった実現に向けたハードルもある。ベトナムをホタテ加工の拠点として効果的に活用するためには...
ワインに挑戦する来福酒造 連載「農大酵母の酒蔵を訪ねて」第17回 稲田宗一郎 ...
原料米と酵母にこだわる来福酒造(茨城県筑西市)の10代目の当主、藤村俊文氏が酒造に使う「花酵母」とは何でしょうか。もともと酵母は、酒蔵に住んでいる酵母から採取されていましたが、バイオ技術が進歩し、酵母を人工的に変化(変異株の造成)させ特定の醸造能力を高める酵母に移りつつあります。 東京農業大学短期...