日本のシーフード、味わって ジェトロがマレーシアで試食イベント NNA
日本貿易振興機構(ジェトロ)は1月26~28日、マレーシアの首都クアラルンプールの商業施設「ららぽーとBBCC」で日本産水産物の消費拡大に向けた試食提供イベントを開催した。シーフードの需要が伸びる春節(旧正月)を前に、地場の大手水産物輸入業者と提携し、生マグロやホタテなど現地で人気の高い食材をアピ...
塩分の多い土壌で甘み増す 高知の徳谷トマト 眉村孝 作家 連載「口福の源」
初めて徳谷トマトを口にしたのは2000年代半ば、前任者からの引き継ぎで高知を訪れたときのことだ。引き継ぎを終え、職場から前任者が行きつけの居酒屋へ向かう。店のメニューにそのトマトがあった。(写真:2004年3月、筆者撮影) 大きさは通常のトマトよりかなり小さい。外見は濃い赤色で、半分に切ると、中身...
トラフグを低塩分養殖 神の島・壱岐のブランド 小島愛之助 日本離島センター...
長崎県壱岐島では、昨年10月にRE水素システムが本格的に稼働し始めた。太陽光発電の電力で陸上養殖を運営するとともに、余剰電力で水を電気分解して水素と酸素を製造する。水素は貯蔵しておいて夜間に水素発電を行い、副産物である酸素も有効利用できるという優れたシステムである。 なかはら(同県壱岐市)が郷ノ浦...
品種、生産方法が多様化 イチゴ、生産減で粒数減らす 岡千晴 矢野経済研究所フ...
そのまま食べたり、スイーツに使われたり、イチゴは生活に彩りを与える存在はないだろうか。国内でも各県が育種に取り組んでおり、栃木県の「とちおとめ」や佐賀県の「さがほのか」などの生産する県名や、「越後姫」や「さぬき姫」など、土地の名前を冠したイチゴが多数ある。各県の試験場で開発された品種などは特に、生...
食べ応えある「島のり」 フグ、タコだけじゃない日間賀島 小島愛之助 日本離島...
愛知県南知多町には、二つの有人離島(日間賀島、篠島)がある。知多半島の南端にある師崎港と日間賀島東港、日間賀島西港、篠島港を結ぶ名鉄海上観光船の定期高速船は、「師崎ー篠島ー日間賀島ー師崎」の順に巡り、所要30分で1周することができるが、師崎港には車利用が必須である。
「磯焼け」対策で養殖ウニを特産化 地域資源生かし生態系回復 前田佳栄 日本総...
沿岸の浅海域でコンブ、ワカメ、アマモなどの海藻や海草が繁茂する藻場は、多くの水生生物の生活を支え、産卵や幼稚仔魚に成育の場を提供する役割を担っており、海水の浄化にも貢献している。近年の温暖化などにより、この藻場が大規模に消失する「磯焼け」と呼ばれる現象が全国で問題になっている。(写真はイメージ) ...