「キムチ」で中韓が文化衝突 平井久志 ジャーナリスト
韓国といえばキムチ、キムチといえば韓国だ。そんなキムチをめぐって韓国と中国のメディアが文化的な衝突を起こしている。 韓国の朝鮮日報は、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報が11月28日「中国のキムチ製造法が同月24日、国際標準化機構(ISO)の承認を受けて『国際標準』になった」と報じたと伝えた。...
TPP参加表明で中国が攻勢 日本は通商戦略練り直し必要
日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など15カ国の首脳が地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に署名してわずか5日後の11月20日、中国の習近平国家主席は環太平洋連携協定(TPP)について「積極的に検討する」と表明、中国の存在感が一気に強まった。 大国の中で唯一、新型コロナウイルスの...
育成権者保護に舵切る種苗法改正 農業者保護とのバランス重要 清水豊 矢野経済...
国内で開発されたブランド果実などの種や苗木を海外へ不正に持ち出すことを禁じる「種苗法改正案」が、今国会で成立する見通しとなった。 矢野経済研究所フードサイエンスユニットの清水豊理事研究員が、問題の背景や法改正の経緯、改正案のポイントや今後の課題についてまとめた。(写真はイメージ) 種苗法改正までの...
商業用コメ輸出の高成長に期待 田中宏和 矢野経済研究所フードサイエンスユニット...
(写真はイメージ) 新型コロナウイルス感染拡大の影響から各国での飲食店の営業停止も広がって、日本食材の輸出の先行きに不透明感が出ている。一方で日本のコメの品質や味に対する海外での評価は高さは変わらず、消費マインドが回復して輸送状況や貿易手続きが正常化すれば、商業用の輸出を中心とするコメビジネスの成...