イノベーター養成アカデミー来春開講 社会人も、最短1年で修了 AFJ日本農業経営大学校
2023.04.11

AFJ日本農業経営大学校(東京都港区、合瀬宏毅校長)は11日、オンラインを活用した講義と実習でアグリビジネス分野で革新を起こす人材を育成する「イノベーター養成アカデミー」を2024年4月に開講すると発表した。
同アカデミーは平日夜間のオンライン講義と、土日の集合研修や現場での仮説検証などの実習を組み合わせ、社会人でも受講しやすい。最短1年(在学は3年まで)でアグリビジネスの産業構造を理解し、持続可能な計画を作成して実行する指導力も身につけることができる。
学士課程修了程度の学力を有し、アグリビジネスで活躍したい意欲を持つ30人(最大)を募集する。出願・入試は今年10月からで、受験料や学費は今後、発表する。詳細は同アカデミーのHPで。
同アカデミーの特徴は、理論の学習とともに、現場で見つけた課題の解決方法を検討し、結果を検証するサイクルを繰り返すことだという。メイン講師は三村戦略パートナーズの代表取締役で、情報経営イノベーション専門職大学の客員教授である三村昌裕氏。各学生の学習をサポートする教員と、各分野の課題解決を助ける専門家が支援する。
AFJ日本農業経営大学校は2013年4月に「日本農業経営大学校」の名で開校。23年4月に開校10周年を迎えるのを機に校名を変え、教育課程を刷新して同6月にオンラインスクールを開講する。
同校の母体である一般社団法人アグリフューチャージャパン(AFJ、合瀬宏毅理事長、東京都港区)には、農林中央金庫など農業関連の企業や団体、食品メーカーなどが会員として所属している。
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