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首位の島根は60%  協同組合加入率、全国平均46.5%

2023.03.29

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首位の島根は60%  協同組合加入率、全国平均46.5%の写真

 一般社団法人日本協同組合連携機構(JCA)が29日に発表した都道府県別の協同組合加入率によると、トップは島根県で60.0%(18歳以上の個人ベース)、最下位は東京都で36.7%だった。人口(総務省調査)で加重平均して推計した全国平均は46.5%で、協同組合が身近な存在であることを示した。

 協同組合には、農業協同組合、生活協同組合の共済、購買生協、労働金庫、信用金庫、信用組合などが含まれる。調査は、各都道府県それぞれ約400人、全国約2万人を対象に2022年8月下旬にインターネットで実施した。大規模な全国調査は初めて。

 加入率が高い県は、島根に次いで鹿児島(59.5%)と宮崎(58.0%)が続き、農協・漁協・森林組合の存在感が大きいことを反映した。下位には神奈川(37.5%)、福岡(39.0%)など大都市圏が目立った。

 世帯ベースでみると、全国平均は51.4%で、高い順に島根(66.2%)、鹿児島(63.8%)、宮崎(62.5%)、低い順に東京(40.4%)、福岡(42.0%)、千葉(43.2%)だった。

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