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育成権者保護に舵切る種苗法改正  農業者保護とのバランス重要  清水豊 矢野経済研究所フードサイエンスユニット理事研究員の写真

育成権者保護に舵切る種苗法改正  農業者保護とのバランス重要  清水豊 矢野経済...

国内で開発されたブランド果実などの種や苗木を海外へ不正に持ち出すことを禁じる「種苗法改正案」が、今国会で成立する見通しとなった。 矢野経済研究所フードサイエンスユニットの清水豊理事研究員が、問題の背景や法改正の経緯、改正案のポイントや今後の課題についてまとめた。(写真はイメージ) 種苗法改正までの...

対日コメ輸出で揺さぶりも  TPP復帰は困難か  米次期政権の対日通商政策の写真

対日コメ輸出で揺さぶりも  TPP復帰は困難か  米次期政権の対日通商政策

米大統領選挙で当選が確実になったバイデン氏にとって、次期政権での最大の課題は、国民の分断の修復だ。従って通商政策においても、環太平洋連携協定(TPP)復帰のような国論を割る課題に直ちに着手するとは思えない。確かにTPP離脱を決めたのはトランプ政権だが、TPPに関しては民主党の左派も強く反対しており...

「マイ箸」ブーム再来も  畑中三応子 食文化研究家の写真

「マイ箸」ブーム再来も  畑中三応子 食文化研究家

外食のかたちを大きく変えることになったコロナ禍。流行の初期にクルーズ船で集団感染が起こったこともあり、客が食べたい料理を好きなだけ取り分けるビュッフェ形式は、特に感染リスクが高い、とやり玉に挙がってしまった。 あれほど人気があった「食べ放題」も、これで当分の間、お別れと思っていたが、さまざまな衛生...

商業用コメ輸出の高成長に期待  田中宏和 矢野経済研究所フードサイエンスユニット上級研究員の写真

商業用コメ輸出の高成長に期待  田中宏和 矢野経済研究所フードサイエンスユニット...

(写真はイメージ) 新型コロナウイルス感染拡大の影響から各国での飲食店の営業停止も広がって、日本食材の輸出の先行きに不透明感が出ている。一方で日本のコメの品質や味に対する海外での評価は高さは変わらず、消費マインドが回復して輸送状況や貿易手続きが正常化すれば、商業用の輸出を中心とするコメビジネスの成...

急成長する代替肉  畑中三応子 食文化研究家の写真

急成長する代替肉  畑中三応子 食文化研究家

ここ数年、アメリカで「ミート・アナログ」が注目を集めている。食肉代替品のことで、ミート・オルタナティブ、フェイク・ミートなど、いろいろな呼び名がある。動物の細胞から培養する人工肉の研究も進んでいるが、急成長しているのは植物性原料100%の代替肉だ。(写真は豆乳でそっくりに作った目玉焼きをのせた大豆...