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岸田首相退陣へ　自民総裁選不出馬　　週間ニュースダイジェスト（8月11日～8月17日）

2024.08.19

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　▼台風5号、東北横断　岩手で記録的雨量、浸水も（8月12日）
　台風5号は12日午前8時半ごろ、岩手県大船渡市付近に上陸、東北を横断して午後8時までに日本海に抜けた。岩手県で48時間に400ミリ超の記録的な雨量となった。東北の太平洋側に直接上陸した台風は統計がある1951年以降3例目。今年、日本列島に初めて上陸した台風となった。

　▼堂島、コメ指数先物が上場　取引本格化は20日から（8月13日）
　堂島取引所（大阪市）でコメの市場価格から算出する指数先物「堂島コメ平均」が上場し、取引を始めた。生産者や流通業者の利用を見込み、将来の米価変動リスクを軽減する狙いがある。専門の業者が参入し、取引が本格化するのは20日を予定している。多様な相場形成につながるかが注目される。

　▼岸田首相退陣へ　自民総裁選不出馬（8月14日）
　岸田文雄首相（67）は官邸で記者会見し、9月の自民党総裁選に立候補しないと表明した。派閥の政治資金パーティー裏金事件に関し「残されたのは自民党トップの責任だ」と説明。党の信頼回復のため自ら身を引く必要があると判断した。首相は新たな総裁、首相の就任をもって退陣する。2021年10月に発足した岸田内閣は3年で幕を閉じる。

　▼巨大地震注意呼びかけ終了　南海トラフ、今後も備えを（8月15日）
　政府は15日、南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）に伴う防災上の呼びかけについて、大地震などの異常な現象が観測されなかったとして午後5時に終了した。松村祥史防災担当相は記者団に「日頃からの備えを引き続き実施してほしい」と述べ、普段通りの生活を送りながら避難経路の確認や非常持ち出し品、食料の備蓄などを続けるよう求めた。

　▼台風接近、お盆の交通直撃　新幹線、空の便運休相次ぐ（8月16日）
　台風7号は16日、発達しながら伊豆諸島の東を北上し、非常に強い勢力で暴風域を伴って関東に接近した。東海道新幹線が東京―名古屋間で終日運休し、航空機の欠航が相次ぐなど、お盆シーズンの交通を直撃した。東北太平洋側や関東甲信では17日も台風の影響が続いた。

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