上期農水産輸出4年ぶり減 週間ニュースダイジェスト(7月28日~8月3日)
2024.08.05

▼コメ在庫最少、高値懸念 156万トン、前年比2割減(7月30日)
農林水産省が発表した2024年6月末時点の主食用米の民間在庫量(速報値)は前年から約2割(41万トン)減の156万トンで、統計を取り始めた1999年以降で過去最少となった。23年産米の高温障害の影響や消費回復が背景にある。今年も昨夏同様の猛暑が続けば、品質の低下で流通量が落ち込む懸念もあり、在庫減少が長引くと高値につながる可能性もある。
▼22年水害被害6081億円 過去10年で4番目(7月31日)
国土交通省は2022年の水害による物的被害額が全国で6081億円だったとの確報値を発表した。台風や豪雨が相次ぎ、13~22年の10年間で4番目に多かった。都道府県別では台風15号に見舞われた静岡が2014億円と全体の約3分の1を占め、最も多かった。
▼ふるさと納税1兆1千億円 返礼品充実、初の大台(8月2日)
総務省は、ふるさと納税制度による2023年度の寄付総額は1兆1175億円だったと発表した。初めて1兆円の大台に乗った。返礼品の品目充実や仲介サイトによる特典ポイント付与に加え、物価高騰下の節約志向で利用が伸びた。寄付で居住自治体の住民税が軽減される利用者は約107万人増え、初めて1千万人に達した。
▼上期農水産輸出4年ぶり減 中国禁輸響く、ホタテゼロ(8月2日)
農林水産省は2024年上半期(1~6月)の農林水産物・食品の輸出額が前年同期比1.8%減の7013億円だったと発表した。減少は4年ぶり。東京電力福島第1原発の処理水放出に反発する中国の水産物禁輸が響いた。中国向けは43.8%減の784億円で、ホタテは前年同期の223億円からゼロになった。
▼森林管理集約で伐採促進 同意手続き軽減へ法改正(8月3日)
伐採や再造林が進まない森林の管理を、経営意欲のある林業の担い手に集約しやすくするため、政府が森林経営管理法の改正を検討していることが分かった。登記簿上で所有者が不明の森林は3割超に上ることがネックとなり、市町村は所有者の探索に苦慮している。政府は負担軽減へ集約手続きの簡素化を軸に制度を見直す考えで、来年の通常国会に法案を提出する方針だ。
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