石川・能登地方で震度7 週間ニュースダイジェスト(12月31日~1月6日)
2024.01.09
▼18歳成人、最少106万人 少子化影響、総務省推計(12月31日)
総務省が公表した2024年1月1日時点の人口推計によると、05年生まれの新成人(18歳)は23年から6万人減の106万人で、過去最少となった。05年は「合計特殊出生率」が1.26と、22年に並ぶ過去最低を記録した年で、少子化があらためて浮き彫りになった。
▼石川・能登地方で震度7 大津波警報発表(1月1日)
1日午後4時10分ごろ、石川県志賀町で震度7の地震があり、北海道から九州にかけての広い範囲で揺れを観測した。気象庁は一時、石川県能登地方に大津波警報を発表した。(関連記事:アグリラボ編集長コラム)
▼23年の平均気温、過去最高 平年より1.29度上回る(1月4日)
気象庁は023年の平均気温が、平年値(20年までの30年間平均)を1.29度上回り、1898年の統計開始から最も高くなったと発表した。これまでの最高は20年の平年プラス0.65度で、大幅に記録を更新した。
▼消費者心理2年ぶり高水準 12月、3カ月連続改善(1月5日)
内閣府が発表した2023年12月の消費動向調査は、向こう半年間の消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整値)が前月比1.1ポイント上昇の37.2だった。3カ月連続で改善し、21年12月(38.8)以来2年ぶりの高水準となった。物価の先高観が弱まったことが指数を押し上げたとみられる。
▼年末年始、72%で人出増 戻る活気、北陸は地震響く(1月6日)
全国主要都市60地点の年末年始(2023年12月29日~24年1月3日)の人出が、全体の72%に当たる43カ所で前年同期と比べて増えたことが分かった。新型コロナウイルス感染症の5類移行後初となる年越しで、大都市圏や地方都市の多くで活気が戻りつつある。ただ能登半島地震が響き北陸地方を中心に人の流れが鈍った。
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