普及始まるアクアポニックス 環境意識の高まりで 魚養殖と野菜栽培の一石二鳥
魚の養殖と野菜などの水耕栽培を融合したアクアポニックスが、日本でも普及しそうだ。飼料や肥料を減らし、都市部での生産が可能で工場などの排熱や遊休地を有効利用して「地産地消」を実践できるため、効率的な生産と環境への配慮を両立する持続可能な食料生産として、各地で起業が相次いでいる。 アクアポニックス(A...
6割が食品ロス削減を実践 値引き品購入や食材確認 日本公庫の消費者調査
日本政策金融公庫が実施した消費者動向調査(2021年7月)によると、「食品ロスの削減に取り組んでいる」という回答が全体の58.8%を占め、2019年1月の前回調査と比べて9.0㌽の大幅上昇となり、半数を超えた。(写真はイメージ) 具体的な行動を男女別に聞いたところ、女性は「値引き販売商品の購入」(...
「持続可能な食料生産・地域」に向け行動を JA全中・東農大・共同通信がシンポ...
株式会社共同通信社は14日、全国農業協同組合中央会(JA全中)、東京農業大学と共催で、オンラインシンポジウム「SDGs『国消国産の日』を契機に、持続可能な食料生産・暮らしやすい地域社会について考え、行動する」を開いた。 冒頭で中家徹JA全中会長が、世界食料デー(国連制定)の10月16日を国消国産の...
コロナ禍で流通量は微減 20年度の食品添加物市場 熊野美緒 矢野経済研究所フ...
矢野経済研究所の調べでは、2020年度の食品添加物の市場規模(売上高)は、8043億2700万円であった。売上高は甘味料、食品香料、品質改良剤、増粘安定剤、食品色素、乳化剤、酸味料、酵素、栄養強化剤、保存料・日持ち向上剤、酸化防止剤ーについて合計している。(写真はイメージ) 市場規模は前年度比で微...
有機農産物、フードロス対応の需要も取り込み 拡大する産直市場 田中宏和 矢野...
(写真はイメージ) 「産直」とは従来の卸売市場を経由せず、産地と消費者、小売事業者、食品メーカーなどが直接、取引する流通形態を指し、産直農産品とはそこで流通する国産青果物のことをいう。 かつて農産品流通は、卸売市場を経由するのが一般的であった。商店街には八百屋が多数あり、その多くは卸売市場の主要な顧...
シンポジウム「コロナ禍での食料安全保障を考える」開催 共同通信とJA全中
株式会社共同通信社と全国農業協同組合中央会(JA全中)は19日、新型コロナウイルスの感染拡大が、食の安全・安心や国内生産・供給に与えている影響や今後の課題を議論するシンポジウム「コロナ禍での食料安全保障を考える~『国消国産』の重要性~」 をオンラインで開いた。 冒頭で、主催者を代表しJA全中の中家...