シンポジウム「コロナ禍での食料安全保障を考える」開催 共同通信とJA全中
株式会社共同通信社と全国農業協同組合中央会(JA全中)は19日、新型コロナウイルスの感染拡大が、食の安全・安心や国内生産・供給に与えている影響や今後の課題を議論するシンポジウム「コロナ禍での食料安全保障を考える~『国消国産』の重要性~」 をオンラインで開いた。 冒頭で、主催者を代表しJA全中の中家...
外食5社で飼料化の食品リサイクル 全国初、トリドールHDなど
丸亀製麺などを運営するトリドールホールディングスは3日、同社をはじめ外食事業者5社が運営する名古屋市内の38店舗が出す食品循環資源を飼料化する、農林水産相、環境相、厚生労働相による食品リサイクル法に基づく「食品リサイクルループ(再生利用事業計画)」の認定を7月20日に取得したと発表した。複数の外食...
「モ〜1杯」牛乳を! 畑中三応子 食文化研究家
休校による学校給食の停止と外食産業での需要の落ち込みで、行き場がなくなった牛乳の消費を推進する「プラスワンプロジェクト」を農林水産省が立ち上げたのは4月21日。ホルスタインの着ぐるみをまとった牛乳乳製品課の職員が、牛乳やヨーグルトを普段より「モ〜1杯(本)」多く買ってほしいと呼びかける動画は好感度...
缶入り緑茶をフードバンクに ダイドードリンコが追加寄付
ダイドードリンコは6月24日、秋田、静岡県などのフードバンク5団体に「茶の葉 玉露入り 日本の祭り」(190グラム缶、写真)計1万5000本を寄付したと発表した。 提供先は「フードバンクあきた」(秋田県)、「セカンドハーベスト・ジャパン」(東京都)、「フードバンクふじのくに」(静岡県)、「フードバ...
防災食、おいしさも重要 田中宏和 矢野経済研究所フードサイエンスユニット上級研...
日本列島は2011年の東日本大震災、17年の九州北部豪雨など、地震や台風、豪雨、豪雪と未曾有の災害に見舞われている。 20年3月、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を発表した直後には、食料不足を懸念した一般消費者による買い占めが発生した。 国内の行政機関は災害...
食品ロス削減の動きが加速 幕田宏明 矢野経済研究所フードサイエンスユニット主任...
食品ロスとは食品廃棄物の中で、まだ食べられる状態であるにもかかわらず廃棄される食品を指す。 農林水産省・環境省の推計では、2016年度の国内食品廃棄物等は2759万トンで、そのうち食品ロスは643万トン。国民全員が茶わん1杯(約136グラム)のごはんを毎日捨てている計算で、東京都民(約1400万人...