即席コーヒー市場が成長 文化根付く流れが追い風に 中国(NNA)
中国各地でコーヒー文化が根付きつつある中、手軽に利用できるインスタントコーヒー市場も伸びる流れにある。コーヒーチェーン各社が地方への出店を加速していることや生活リズムが速くなっていることなどがインスタント製品の利用を促す大きな追い風。中国のインスタントコーヒー市場は2026年に22年から2倍以上の...
企画展「JOZOO-醸造と発酵のせかい-」開催 東京農大 来年4月6日まで
東京農業大学の醸造科学科展「JOZOO -醸造と発酵のせかい-」が、「食と農」の博物館(東京都世田谷区上用賀2-4-28)で12日から開催している。醸造や発酵について作り手、微生物、原料、歴史、科学などさまざまな角度から学べる。入場は無料、来年4月6日まで。 醸造と発酵は、酒、味噌、醤油、漬物、チ...
ワインに挑戦する来福酒造 連載「農大酵母の酒蔵を訪ねて」第17回 稲田宗一郎 ...
原料米と酵母にこだわる来福酒造(茨城県筑西市)の10代目の当主、藤村俊文氏が酒造に使う「花酵母」とは何でしょうか。もともと酵母は、酒蔵に住んでいる酵母から採取されていましたが、バイオ技術が進歩し、酵母を人工的に変化(変異株の造成)させ特定の醸造能力を高める酵母に移りつつあります。 東京農業大学短期...
300年の歴史の中に 茨城県筑西市の来福酒造 連載「農大酵母の酒蔵を訪ねて」第...
1716年に1人の近江商人が江戸幕府に酒を献上しようとこの地を訪ねた。「近江屋」と言う屋号の藤村本家の4代目だった。当時、この地域を取りまとめていた地主「尾見家」が、4代目の「近江屋」を受け入れ、土地を譲ってくれたのが来福酒造の始まりだ。 当主の藤村本家は、8代目までは近江(現滋賀県日野町)に住み...
「プリンセスミチコ」11蔵が勢ぞろい 東京農大開発の花酵母使用
「めぐみネット」で連載中の作家・稲田宗一郎さんのルポ「農大酵母の酒蔵を訪ねて」で取り上げている、花酵母のプリンセスミチコで仕込まれた全国の純米吟醸酒が勢ぞろいした。 プリンセスミチコは、美智子上皇后が皇太子妃の時に英国から献呈されたオレンジ色のバラで、この花弁を使って東京農大が2017年、中田久保...
「足し算の酒」で日本酒造り革新 浦里酒造店の若き6代目 連載「農大酵母の酒蔵...
浦里酒造店(茨城県つくば市)の浦里知可良氏は、東京農業大学の醸造科学科を卒業した、ことし32歳になる6代目蔵元だ。農大卒業後、山形県天童市の酒蔵・出羽桜酒造で2014年から2年半、「旭興」の銘柄で知られる栃木県大田原市の渡邉酒造で1シーズン研修した。 そののち酒類総合研究所(広島県東広島市)に1年...