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パン市場は小幅拡大続く  26年度は1兆6000億円へ  矢野経済研究所の写真

パン市場は小幅拡大続く  26年度は1兆6000億円へ  矢野経済研究所

矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2023年版 パン市場の展望と戦略」によると、2020年度の国内パン市場(メーカー出荷金額ベース)はコロナ禍で業務用、消費者向けがともに減少し1兆5196億円と落ち込んだが、その後の経済活動や社会生活の回復に伴う需要回復などを受けて、市場規模は微増傾向...

伸びる専門EC、サブスクも  食品通販のトレンド  大篭麻奈 矢野経済研究所フードサイエンスユニット主任研究員の写真

伸びる専門EC、サブスクも  食品通販のトレンド  大篭麻奈 矢野経済研究所フー...

食品通販市場の拡大が続いている。2021年度の食品通販市場総市場規模は、前年度比2.9%増の約4兆4434億円となった。20年度にコロナ特需・巣ごもり需要が発生し、市場が初めて4兆円を超えた反動減が懸念されたが、21年度も断続的な緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの行動制限が続き、食品通販の需...

内食特需の反動減か  21年の食品小売市場2.7%減  矢野経済研究所  の写真

内食特需の反動減か  21年の食品小売市場2.7%減  矢野経済研究所  

矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2021-2022 食品小売市場白書~コロナ禍で競争激化する食品スーパー業界の動向と展望~」によると、2021年の食品小売市場は47兆6200億円と、前年より2.7%縮小したもようだ。縮小は2年連続。 食品小売市場とは、経済産業省の商業動態統計調査によ...

コロナ禍で消費者向けに活路  変わる冷凍パン市場  泉尾尚紀 矢野経済研究所フードサイエンスユニット主任研究員の写真

コロナ禍で消費者向けに活路  変わる冷凍パン市場  泉尾尚紀 矢野経済研究所フー...

かつてパン製造は、製パン工場か、街のパン工房の職人による「スクラッチ製法」が主流であった。スクラッチ製法はパン粉から生地を作って成型し、発酵させて焼き上げる全工程を工房で行うため、早朝からの重労働が当たり前で、一カ所での一貫生産が一般的であった。 しかし1960年代の冷凍パン生地の登場は、重労働や...

社会の分断、加速の恐れ  食品値上げ相次ぎ家計直撃  共同通信アグリラボ所長 石井勇人の写真

社会の分断、加速の恐れ  食品値上げ相次ぎ家計直撃  共同通信アグリラボ所長 石...

年明けとともに、食品の値上げや品不足が相次いでいる。新型コロナウィルスの感染拡大による物流の混乱だけでなく、複数の要因が重なっており、春に向けてさらに値上げ品目が増えそうだ。生活必需品である食料の値上がりは格差を拡大する恐れがある。 値上げラッシュ 山崎製パンは年初に食パンと菓子パンの出荷価格を平...

飲料市場3年連続で縮小へ  消費機会伸び悩む  矢野経済研究所予測の写真

飲料市場3年連続で縮小へ  消費機会伸び悩む  矢野経済研究所予測

矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2021年版 飲料市場の現状と展望」によると、21年度の国内の飲料市場規模(牛乳・乳飲料を含む、メーカー出荷金額ベース)は、前年度比1.4%減の4兆7000億円と、3年連続で縮小する。夏の旅行シーズンや帰省時期に4度目の緊急事態宣言が発出されていること...