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水産支援拡大1千億円 政府、中国禁輸に対応  週間ニュースダイジェスト(9月3日~9日)

2023.09.11

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 ▼水産支援拡大1千億円 政府、中国禁輸に対応(9月4日)
 岸田文雄首相は野村哲郎農相と官邸で協議し、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に伴う追加の水産事業者支援策を取りまとめた。新たに予備費を投じ既存の基金合わせ計1007億円の対策とする。

 ▼豚熱ワクチン、九州7県も(9月5日)
 農林水産省は豚熱(CSF)対策の予防ワクチン接種の対象となる推奨地域に、九州7県を追加指定した。省内の対策会合で正式決定し、九州各県の知事宛てに通知した。佐賀県での発生を受けた対応。

 ▼広域鉄道の利便性向上へ 関係省庁会議(9月6日)
 政府は地域公共交通に関する関係省庁会議の初会合を開き、地方への人の流れを拡大するため、特急など広域的な幹線鉄道の利便性向上を目指す方針を確認した。地域内の移動手段確保に向けた議論も進め、来春にも結論を出す。

 ▼サンマ水揚げ3番目の低さ(9月6日)
 漁業情報サービスセンター(東京)は8月のサンマの水揚げ量が速報値で過去3番目に低い約621・5トンだったと明らかにした。担当者は「水温が高いところで操業しているため群れが薄く、細いサンマが多いことが影響している」と分析した。

 ▼基本法見直しで意見集約 JA全中山野会長(9月7日)
 全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は就任後初となる定例記者会見を開き、見直しが進む食料・農業・農村基本法について「グループとして意見を取りまとめ働きかけを強化したい」と述べ、重点政策などの要望をまとめる考えを示した。

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