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鳥インフル、清浄化宣言  週間ニュースダイジェスト(6月18日~6月24日)

2023.06.26

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 ▼鳥インフル、清浄化宣言(6月20日)
 農林水産省は昨年10月以降に26道県の養鶏場などで感染が確認された鳥インフルエンザに関して、ウイルスが国内の農場からなくなったことを意味する「清浄化」を宣言したと発表した。今後は鶏卵の供給が増え、高騰していた価格の下落が期待できそうだ。

 ▼フリマに苗違法出品疑い(6月21日)
 メルカリなどフリーマーケットサイトに「べにはるか」「シルクスイート」といったサツマイモを中心に登録品種の苗が多数出品されている。権利者に無断で出品した種苗法違反の疑いがあるとみて、メルカリと農林水産省が出品者らに注意を呼びかけている。

 ▼鶏培養肉、米で初販売へ(6月22日)
 米カリフォルニア州の培養肉メーカー2社が、鶏の細胞を基にした培養肉を米国で製造販売する認可を取得したと発表した。動物福祉に貢献でき、抗生物質やホルモン剤も使わないが、スーパーに並ぶ鶏肉に比べ高額とみられ、価格と販路拡大が課題となる。

 ▼スーパー売上高1.3%増 5月(6月22日)
 日本チェーンストア協会が発表した5月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比1.3%増となり、3カ月連続で増えた。食品の相次ぐ値上げで1人当たりの購入額が上昇。バーベキューなどアウトドア需要が拡大し、郊外店舗の売り上げが伸びた。

 ▼農泊拡大700万人目標(6月23日)
 農林水産省は農山漁村に観光客らが宿泊する「農泊」推進の実行計画を発表し、年間の宿泊者数を2025年度までに延べ700万人に増やす目標を示した。宿泊施設や地元関係者が参加する地域協議会を支援し、インバウンド(訪日客)の誘客に取り組む。

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