小林幸子さん新潟・山古志で田植え 東京農大と、コメはこども食堂へ
2023.05.26
歌手の小林幸子さんが25日、新潟県長岡市の山古志地区(旧山古志村)にある「小林幸子田」で田植えを行い、交流のある東京農業大学の江口文陽学長や学生らが初めて参加した。
2004年の中越地震の復興のシンボルとして06年に作られた田んぼで、田植えは15回目。この日は地元・山古志小の全校児童10人も加わった。
収穫したコメはこれまで、復興米として被災地に送っていたが、今年からは「こども食堂」に提供するという。
小林さんは「子供がおなかいっぱいになって笑顔でいてくれることが、私にできることかなた思った」と話した。
東京農業大学の学生は、農業支援活動の一環として参加。稲作の魅力に触れ、農業の学びを深めた様子だった。
江口文陽学長は農業の魅力について「きょう植えた稲が大きく成長し、収穫するときの喜び。おにぎりにしたりして、食べたときの喜び。これは作った人でなければ分からない。ぜひ体験してほしい」と述べた。
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