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盛夏で3年ぶり5兆円台も  22年度の飲料市場  矢野経済研究所予測

2022.07.11

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 矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2022年版 飲料市場の現状と展望」によると、22年度の国内の飲料市場規模(牛乳・乳飲料を含む、メーカー出荷金額ベース)は、前年度比3.1%増の4兆9650億円と2年連続で拡大する。

 コロナ禍の行動制限緩和や、感染対策をした上での旅行や行事、イベントの開催が可能となってきているため。最需要期の夏場の天候に恵まれ、旅行や帰省といった行事、イベントが増えれば、19年度以来となる市場規模5兆円超えが見えてくる。

 この調査で飲料とはアルコール度数1%未満で、ペットボトルや缶、紙容器に入り、そのまま飲用できるものを指す。具体的には炭酸飲料、コーヒー飲料、ミネラルウオーター、果汁入り飲料、各種茶系(日本茶、紅茶、ウーロン茶等)飲料、スポーツ・機能性飲料、栄養飲料(エナジードリンク含む)、飲用牛乳類、色物乳飲料、乳酸菌飲料、ドリンクヨーグルト、豆乳などを対象とする。

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 21年度の市場は、1.0%増の4兆8150億円と3年ぶりに拡大した。業界の期待ほど拡大しなかったのは、コロナ禍の長期化のため。行動制限で人流が滞り、消費の起爆剤として期待されていた東京五輪・パラリンピックも無観客開催となって飲料消費は盛り上がりに欠けた。

 ただオンラインを中心にさまざまなプロモーションが行われ、連動した新商品発売が多く、ヒット商品も生まれた。

 

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