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金子新農相、米価下落対応「速やかに」  週間ニュースダイジェスト(10月3日~9日)

2021.10.11

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 岸田文雄内閣が発足し、農林水産相に金子原二郎参院議員が就任した(10月4日)。金子農相は就任記者会見で、2021年産米の価格下落が懸念されている問題で、具体策を検討する考えを明らかにした(10月5日)。コメの需給対策は、岸田文雄首相が10月4日に対応を指示。自民党は無利子融資によるコメ農家支援を衆院選公約に盛り込む方針であることが分かった(10月5日)。
 太平洋クロマグロの国際会合は、22年から大型魚の漁獲枠を拡大する合意を維持した(10月7日)。


 ▼農相に金子原二郎氏就任(10月4日)
 岸田内閣が発足し、農林水産相に金子原二郎参院議員(77)が就任した。金子氏は宏池会(岸田派)所属で、初入閣。父・岩三氏に続く親子2代の農相就任となった。金子氏は衆院議員(5期)、長崎県知事(3期)を経て、参院議員2期目で予算委員長を歴任した
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 ▼コメ値下がりで対応策(10月5日)
 金子農相は就任記者会見で、コロナ禍による需要減を背景に2021年産米の価格下落が懸念されている問題で、近く公表する作況などを踏まえ、具体策を「速やかに」検討する考えを明らかにした。金子農相は、水産業の厳しさにも言及した

 ▼米価対策を自民公約へ(10月5日)
 自民党が米価下落問題の対策として、無利子融資によるコメ農家支援を衆院選公約に盛り込む方針であることが分かった。収入減に対する当面の資金繰りを手当てし、来年の生産に向けた準備を後押しする

 ▼食品ごみゼロでモデル事業(10月5日)
 環境省は2021年度に、食べ残しや売れ残り、魚の骨などの食品ごみを地域内で出さないようにするモデル事業を、全国数カ所で行う方針であることが分かった。モデル事業では食品ロスの削減や廃棄食材の堆肥化などのリサイクルを徹底し、食品ごみゼロを目指す

 ▼増枠の合意を維持(10月7日)
 太平洋クロマグロの資源管理を議論する国際会議は、2022年からの大型魚の漁獲枠を、21年比で15%増やすことで合意した。7月に開いた主要国による作業部会の結論を維持。12月の会議での最終合意へ前進したが、金子農相は8日、正式決定まで関係国への働き掛けを続ける考えを示した

 ▼インドにセブン1号店(10月9日)
 セブンーイレブンのインド1号店が、商都ムンバイの中心地にオープンした。菓子や飲料はローカル色の強い商品が占め、スパイスの効いた軽食や総菜が目玉。開店は午前7時~午後11時だが、将来的には24時間営業とする方針。今後は周辺の商業地域を中心に店舗数を増やす

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