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ちぢれ風製法

2020.08.03

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ちぢれ風製法の写真

 月桂冠グループの食品会社、藤清(ふじせい、京都府城陽市)と月桂冠(京都市)は、こんにゃくに味が染み込みやすくなる製法を共同開発し、特許権を取得したと発表した。

 「ちぢれ風製法」と呼ばれる特許権は、太さの異なる糸こんにゃくを複数本ランダムに絡み合わせる製法で、炊きあげると縮れた状態になり、通常の糸こんにゃくと比べ、たれなどの調味料の味染みが25%アップするという(藤清の従来品比)。
(写真:ちぢれ風製法で製造した糸こんにやく(上)と通常の糸こんにゃく(下))

 月桂冠によると、こんにゃく業界では「味がなかなか染み込まない」というのが長年の課題だったといい、今回の「ちぢれ風製法」はそれを解決する技術開発だとしている。

(KyodoWeekly・政経週報 2020年7月20日号掲載)

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