観光の「チカラ」で地域活性化 森下晶美 東洋大学国際観光学部教授 連載「よ...
2000年代に入り「観光」というものが一躍脚光を浴びるようになった。現在は全国の多くの自治体が観光による経済の活性化を試行しているが、果たして「観光」は地域の活性化につながるのだろうか。 そもそも「観光」は、第2次世界大戦後の外貨獲得策という昔の話は別として、これまでは地域経済というよりも、旅行者...
すし人気が圧倒的 訪日外国人からみた日本の「食」 農林中金が調査
農林中央金庫が4月27日に公表した「訪日外国人からみた日本の"食"に関する調査」によると、「最もおいしかった日本の料理」などすべての設問で「すし」が1位となり、圧倒的な人気の高さを裏付けた。2番手は「ステーキ・焼肉」「天ぷら」「鍋料理」「ラーメン」「焼き鳥」など出身国で異なり混線模様だ。(写真はイ...
「食 X アニメ」コラボの効果は? JFOODO、米国とフランスで調査
日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)は、農産物や食品などの輸出を促進する上で日本のアニメーション文化が果たす可能性を探るため、米国とフランスでインタビュー調査を実施した。 それによると、「食」と「アニメコンテンツ」を適切に組み合わせて発信すると、日本産品の農林水産物や食品の価値を高め...
枝豆とビールで堪能 新潟各地の花火、3年ぶり開催 陣内純英 西海みずき信用組...
休みに新潟県三条市の自宅に帰った。新潟の夏といえば花火だ。新潟では三大花火(柏崎、長岡、片貝)をはじめ大小いくつも花火大会がある。新潟平野は遮るものが少ないので、自宅マンションからは、長岡、片貝、三条、燕など10カ所近い花火が見える。今年は、行動制限の緩和により各地の大会が3年ぶりに開催され、新潟...
観光客の税負担を考える 宿泊税率低い日本 沼尾波子 東洋大学教授
先日、長崎市の「宿泊税」導入について、国の同意が得られたという報道が流れた。この宿泊税は、2002年に東京都で導入され、少しずつ広がりをみせ、今回の長崎市は、全国の自治体で9番目となる。 日本では自治体が独自の税を課す事例はあまり多くはない。だが歴史をひもとくと、戦後、財政難の折、全国各地で、実に...
デザイン力で魅力アップ 洗練度競う自治体アンテナショップ 畠田千鶴 地域活性...
スタイリッシュで洗練された自治体のアンテナショップが、東京都内に増えている。2002年にオープンした「ふくい南青山291」を皮切りに、「坐来大分」「奈良まほろば館」など出店が相次いでいる。 居心地が良く、商品の説明を聞いてゆっくり買い物ができ、厳選した地元食材の料理や地酒でもてなしてくれるレストラ...