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観光業の労働力、なぜ戻らない  森下晶美 東洋大学国際観光学部教授   連載「よんななエコノミー」の写真

観光業の労働力、なぜ戻らない  森下晶美 東洋大学国際観光学部教授   連載「よ...

観光業の人手不足が著しい。雇用人員判断DIによれば、2023年6月の雇用人員の過不足は、全産業がマイナス32%なのに対し、宿泊・飲食サービスではマイナス69%に上り一段と深刻な状況にある。観光業の人手不足が他産業より深刻な理由は、国内・インバウンドの旅行者が急激に回復したもののコロナ禍で離職した労...

問われる給食の「チカラ」 試食会が入り口に  共同通信アグリラボ編集長 石井勇人の写真

問われる給食の「チカラ」 試食会が入り口に  共同通信アグリラボ編集長 石井勇人

学校給食の無償化を実施する自治体が増える中、試食会を通じて給食の意義を問い直す動きが注目されている。無償化は、子育て支援策の一つとして位置付けられているが、財政負担が重く、導入する前提として給食が果たす役割について幅広い理解を深めることが重要だ。 群馬県みなかみ町は9月21日、新治(にいはる)小学...

オーバーツーリズム問題 「住民の満足」が解決の鍵  森下晶美 東洋大学国際観光学部教授  連載「よんななエコノミー」の写真

オーバーツーリズム問題 「住民の満足」が解決の鍵  森下晶美 東洋大学国際観光学...

コロナ禍による行動規制がなくなり、国内旅行、インバウンドともに旅行者数はコロナ禍前の水準に戻ってきたが、それと同時にオーバーツーリズム(OT。観光公害とも)を懸念する声が再び上がっている。(画像はイメージ) OTとは、著しい旅行者の増加により生活や自然環境、景観に負の影響をもたらすとともに、旅行者...

「インバウンド」は歓迎されているか?  森下晶美 東洋大学国際観光学部教授   連載「よんななエコノミー」の写真

「インバウンド」は歓迎されているか?  森下晶美 東洋大学国際観光学部教授   ...

コロナ禍によって観光は大きな打撃を受けたが、今年5月に新型コロナウイルス感染症が5類へ移行されたことで国内旅行はコロナ禍以前の2019年度水準に戻り、インバウンドについても22年10月に個人旅行の受け入れや査証免除措置の再開で水際対策が大幅に緩和されたことによってマーケットは大きく回復した。 23...

観光の「チカラ」地方へ  森下晶美 東洋大学国際観光学部教授   連載「よんななエコノミー」の写真

観光の「チカラ」地方へ  森下晶美 東洋大学国際観光学部教授   連載「よんなな...

観光に大きな期待が寄せられる理由の一つに地方への経済効果がある。旅行者の方から消費に来訪してくれる観光という行動は、地域の自然や文化そのものが商品となるため新たな設備投資などは不要であること、一つの産業だけが発展するのではなく複数の地場産業に恩恵があること、地域の認知度が上がること、などから地方に...

山村からキャビア輸出に挑む  民泊で里山文化も発信  共同通信アグリラボ所長 石井勇人の写真

山村からキャビア輸出に挑む  民泊で里山文化も発信  共同通信アグリラボ所長 石...

新型コロナ対策の行動規制が事実上撤廃され、外食店の売り上げや旅行客数が急ピッチで回復している。コロナ禍の終息を見据えて、高級食材であるキャビアの輸出を目指す山村の挑戦を報告する。 名古屋から電車とバスを乗り継いで2時間余り。岐阜県中津川市の獺之沢(おそのさわ)地区の山あいを30分ほど登っていくと、...