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給食市場、20年度は2.6%減少へ  コロナ響く、矢野経済研究所予測の写真

給食市場、20年度は2.6%減少へ  コロナ響く、矢野経済研究所予測

矢野経済研究所が発刊した市場調査資料「2020年版 給食市場の展望と戦略」によると、学校や施設、事業所向けの需要を合わせた2020年度の国内給食市場は、新型コロナウイルスの影響が広く及んで前年度に比べ2.6%減少し、4兆6674億円となる。 20年度は新型コロナウイルスの感染拡大で、緊急事態宣言発...

福祉と農業の連携、高い次元へ  労働力確保から共生社会目指す  共同通信アグリラボ所長 石井勇人の写真

福祉と農業の連携、高い次元へ  労働力確保から共生社会目指す  共同通信アグリラ...

(写真:ハンディがある人たちがネギの苗を栽培している=埼玉県熊谷市の埼玉福興) 心や体にハンディがあるなど社会的に弱い立場の人々にとって、農場で働く機会が増えてきた。背景には農業分野の労働力不足があるが、多様な個性を受け入れる「共生社会」に対する理解も深まり始めている。 政府は2016年に閣議決定し...

「旬」で季節を感じる  山下弘太郎 キッコーマン国際食文化研究センター の写真

「旬」で季節を感じる  山下弘太郎 キッコーマン国際食文化研究センター 

家で過ごす時間が長くなりました。そんな「非日常」の中でも感じることがあります。通勤にかかる時間と労力のなんと大きいことか。(写真は筆者が自宅で育てたミニトマト) そして、その代わりに見えてくるものもあります。桜の頃に始まったこの「非日常」ですが、もう梅雨も近づき、着実に夏へと向かっています。この日...

肉ブームに陰りも  畑中三応子 食文化研究家の写真

肉ブームに陰りも  畑中三応子 食文化研究家

2013年前後から"空前"の肉ブームが続き、熟成肉や赤身肉などが人気を集めてきた。ところが最近、菜食関連の話題がメディアで急に目立つようになり、さすがの肉ブームに陰りが見えてきた。 理由は、大きく二つある。一つは、環境問題への関心の高まりだ。大量の土地と穀物、水を必要とする畜産業は環境に悪影響を与...

サバ缶ブームをどう考えるか    野村亮輔 アジア太平洋研究所の写真

サバ缶ブームをどう考えるか  野村亮輔 アジア太平洋研究所

(写真はイメージ) 昨年12月に発表された貿易統計に興味深いデータがあった。それはサバ缶の輸入量が全国、関西ともに過去最高だったというものだ。調べてみると、確かに2019年1月から10月分の全国のサバ缶の輸入量は4万5183㌧(前年同期の2.5倍)、関西は9837㌧(同2.3倍)で、いずれも過去最高...