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在宅高齢者増え市場拡大へ  栄養補給食品、低栄養を回避  泉尾尚紀 矢野経済研究所フードサイエンスユニットニュートリショングループ主任研究員の写真

在宅高齢者増え市場拡大へ  栄養補給食品、低栄養を回避  泉尾尚紀 矢野経済研究...

日本人の平均寿命は世界でもトップクラスにあるが、2000年に世界保健機関(WHO)が「健康寿命」を提唱して以降、寿命を延ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかに関心が集まっている。 健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されており、平均寿命と健康...

タンパク質は1日80㌘!  沖縄・豊見城市で学ぶ会の写真

タンパク質は1日80㌘!  沖縄・豊見城市で学ぶ会

タンパク質について学ぶイベント「今日から!たんぱく摂ろうかい」が、沖縄県豊見城市のTOYOSAKI プラットフォームセンターで昨年11月に開かれ、沖縄県内の小学高学年の児童が、調理体験用の食材付き「たべる教科書」でタンパク質摂取の重要性を学んだ。 主催は明治や伊藤ハム米久ホールディングス、マルハニ...

関心は「おなか」改善  機能性表示食品、摂取率高い女性60代以上  飯塚智之 矢野経済研究所フードサイエンスユニット主席研究員の写真

関心は「おなか」改善  機能性表示食品、摂取率高い女性60代以上  飯塚智之 矢...

コロナ禍での健康意識の高まりや、新しい生活様式の中で見られる健康問題などを背景に、食品市場で開発・展開が活発化しているのが機能性表示食品であり、このような状況下において、矢野経済研究所は2022年9月に消費者調査を実施し、機能性表示食品に関する認知・摂取状況や関心について、20代以上の5790人か...

免疫強化、ダイエットでトレンドに  プロテイン食品、取りすぎにリスクも  畑中三応子 食文化研究家の写真

免疫強化、ダイエットでトレンドに  プロテイン食品、取りすぎにリスクも  畑中三...

いま「空前のプロテインブーム」だといわれる。たしかにこの1、2年、スーパーやコンビニの棚にはパッケージ表側の目立つ場所にタンパク質量を表示する食品がやたらと増えた。以前、数値を出してアピールしたのはカロリーの低さと食物繊維の多さだったが、トレンドは完全にタンパク質に移っている。 総称して「プロテイ...

有機食材の利用拡大を  全国オーガニック給食フォーラムの写真

有機食材の利用拡大を  全国オーガニック給食フォーラム

全国オーガニック給食フォーラム実行委員会(委員長・太田洋千葉県いすみ市長)は10月26日午後、全国36自治体の首長ら約4000人が参加し、なかのZERO(東京都中野区)の会場と全国60会場を結ぶオンラインの併用で意見交換会を開き、有機食材の利用拡大を目指すことを確認した。(写真:壇上に並ぶ給食に有...

温まって地域に触れる  銭湯がつなぐ都市と農村  沼尾波子 東洋大学教授の写真

温まって地域に触れる  銭湯がつなぐ都市と農村  沼尾波子 東洋大学教授

 かつては、多くの人々が利用していた銭湯。だが、自宅に風呂のある暮らしが一般的となり、その機能と役割は変化を遂げる。東京都内でも銭湯の数は年々減少している。  地域で顔の見える関係が希薄化する今日、銭湯はコミュニティーのつながりを育む重要な拠点の一つでもある。皆でお湯を楽しむ文化を守りつつ、新たな魅...